リーダー育成に特化した理由
当事務所はリーダー育成や社員研修に特化した社労士事務所です。
ただ、最初からそれらに特化していたわけではありませんでした。
しかし、とある出来事をきっかけに、リーダー育成や社員研修に特化しようと決めたのです。
それは何だったのか?と言いますと…
顧問先の社長から「社員を雇用することに疲れました…」
最初は就業規則の作成や労働法のアドバイス、給与計算や社会保険手続きの代行を行う平凡な社労士事務所でした。
ある時、顧問先の社長から「Aという社員が会社の指示に従わない!どうすればいい?」と連絡がありました。
そこで懲戒処分に基づき指導するように提案しトラブルは収まりましたが、その後も複数の社員が会社と立て続けにトラブルを起こすようになりました。
そんなことが続くので、顧問先の社長もついに「社員を雇用して経営するのがしんどくなってきた…」とボヤくようになってきました。
その時初めて「もぐら叩きのような事後的な指導では何の意味もないぞ。問題が起こった後ではなく、問題が起こらないように社員研修などで予防ができないだろうか…」と考えるようになりました。
これが、まず社員研修に力を入れようと思ったきっかけです。
聞き回ってわかった経営者の社員に関する悩み
そこで、経営者が社員に対して何に一番困っているのかを聞き回るようになったのですが、聞けば聞くほど社員を雇用し続ける難しさを痛感させられました。
「口酸っぱく利益が大事なことを伝えても、ノホホンとしていて採算意識が芽生えない」
「会社の理念を伝えても、まったく反応を示してくれない」
「リーダーとして手当を払っているが、リーダーの役割を果たしてくれない」
そのような悩みがあることを知らず、トラブルが起こった後に労働法や就業規則の視点でしか助言できていなかった自分が急に恥ずかしくなってきました。
「自分は、あまりにも社長の社員に関する悩みを知らなさすぎた」と…
リーダー育成に特化した社労士になって経営者のお悩みを解決しよう
「社労士として顧問先の社員のトラブルの相談に乗るだけなら、社労士の存在価値はない」という個人的な想いと、「リーダーが育てば経営者のストレスは少なくなり、経営に集中できる」という経営者の望みを実現させるために、リーダー育成に特化した社労士になろうと決意しました。
リーダー育成を社労士としての活動の軸に置いたことで、一般的な労務管理の相談だけでなく
・社員に気付きを与え思考の整理を促す社員面談
・社員が自身の持ち味を知りつつ、仲間を承認できるようになる社員研修
・どのように会社に関われば自分たちの給料を増やせるかに気付かせるための会社のお金の勉強会
このようなことを顧問先に提供できるようになりました。
歯科医院での会社のお金の勉強会
経営者と社員の幸せの一致点を拡げ、成果が生み出す充実感で満ち溢れた職場を創出する
今では顧問先の社員と研修や面談で触れ合う機会が増え、リーダーだけでなく一般の社員の育成に力を入れることができるようになりました。
私は「経営者と社員の幸せの一致点を拡げ、成果が生み出す充実感で満ち溢れた職場を創出する」ことを実現するために日々活動しています。
あなたも「そんな職場を創りたい」と思って仲間に入っていただけたら、これほど嬉しいことはありません。