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Z世代シリーズ第2回:Z世代のホンネ:納得しなきゃ働けない世代に「お金のリアル」を伝える
先日、建設業の顧問先にて、
新入社員向けの研修を担当してきました。
今回で9年目になるこの取り組み、
受講者はまさに“Z世代”ど真ん中の新入社員たち。
約2時間の研修ですが、目的は2つ。
◆目的①:社会保険や税金の基本的な仕組みをわかりやすく伝え、将来の不安を軽減する
◆目的②:「自分の給与を上げるには、会社とどう関わればいいのか?」
Z世代には、以下のような特徴があるといわれています。
【とても慎重で、安定志向が強い】
【コスパやタイパを重視する】
【情報の選別が得意で、納得しないと動かない】
つまり、隠し事は通用しません。
社会の仕組み、仕事の意味、会社が社員に何を求め、
どう還元しようとしているのか――
こういったことを、正直&論理的に伝えることが重要です。
今回の研修でも、社会保険や税金の話だけでなく、
「会社の粗利がどうやって生まれるのか」
「それがどう社員の給与につながるのか」
など、会社とお金のつながりについて、できるだけ“リアル”に伝えました。
参加者からは、こんな感想が。
「欲しいものや行きたい場所があるからこそ、計画的にお金を使おうと思った」
「健康保険の保障内容を知り、ちゃんと社会に守られていると感じた」
「粗利を増やすことが、自分の手取りアップにつながると理解できた」
やはり、個人の「お金」も、会社の「お金」も
しっかりと伝えることが、安心と納得につながる――
そんな確信を改めて持つ機会となりました♪
ということで、
「その研修を1回体感してみたい!」
「どんな工夫があるのかを知りたい!」
「自分も社員に伝えられるようになりたい!」
という方に朗報です笑
来週、私が無料セミナーという形で
実際に皆さんの前で実演します♪
ぜひ以下のセミナーにお気軽にご参加下さい(^.^)
↓ ↓ ↓ ↓
社会保険労務士法人きたむら事務所主催
令和7年5月26日月曜日14時~17時
佐賀市内で無料セミナー!
第1部の講師を木貞が担当します(^.^)
経営者、経営幹部、人事部長、総務部長、財務担当者や社員教育担当者の方は
ぜひ奮ってご応募ください!
本セミナーは、
①日常生活を送る上で知っておきたい「税金」や「社会保険」の基礎知識を、社員に伝えるための効果的な説明方法
②男性の育児参加を後押しするために活用できる、企業向け助成金の概要と効果的な活用ポイント
この2本立てでお届けする実践的な内容となっております。
席に限りがございますので、ぜひこの機会にご参加をご検討ください。
①【社会保険・税金・給与明細の教え方セミナー】
~経営者・人事・総務担当者必見! 興味ゼロの男性社員でも理解できる!~
・社員に対して、「社会保険や税金の基本的な仕組みをわかりやすく伝え、生活設計や将来への不安を軽減する」ための効果的な説明方法を解説します。
・「自分の給与を上げるためには、会社にどう関わればよいのか?」という視点を、社員自身が主体的に理解・納得できる伝え方をご紹介します。
講師:人材育成専門の社会保険労務士 木貞哲夫
②【令和7年度 注目助成金セミナー】
~男性育休の新常識! 1日で最大60万円の助成金を手に入れよう!~
・男性の育児休業取得を促進し、最大60万円の助成金を受給するための具体的な手続きや実務対応を解説します。
・実務で活用しやすく、企業にとってメリットの大きい注目助成金制度について、最新情報と活用のポイントをお伝えします。
講師:助成金専門の社会保険労務士 持丸直之
【日時】
令和7年5月26日月曜日:14時~17時(受付13:45~)
※時間帯の目安
社会保険・税金・給与明細の教え方セミナー:14:00~15:40
令和7年度注目助成金セミナー:15:50~16:50
【会場】
グランデはがくれ2階シンフォニーA
〒840-0815 佐賀県佐賀市天神2丁目1番36号
※無料駐車場あり(グランデはがくれ駐車場をご利用ください)
【参加費】
無料
【定員】
限定18社36名(1社2名まで)
【対象者】
・企業の経営者、経営幹部の方
・総務、人事、助成金担当者
・本セミナーのテーマに興味や関心がある方
【お申込み方法】
いずれかの方法でお申し込みいただけます。ご都合のよい方法をご利用ください。
・添付のチラシに記載のQRコードを読み取り、専用フォームからお申し込み
・添付のチラシに記載の申込用紙をご記入のうえ、FAXにてお申し込み
・下記の申込フォームより、オンラインでお申し込み
▶https://forms.gle/kB1E1PfBicHAxXK2A
※紹介者欄に必ず「木貞」とご記入ください。
Z世代シリーズ第1回:彼らを理解するには「不安」と「多様性」から
先日、高校時代の同窓会が、なんと4月と5月という短期間に2回も開催されました笑
私が所属していた柔道部のキャプテンとも再会したのですが、なんと30年ぶり!
30年も経てば、環境や立場によって言うことが変わるなぁと感じつつ、
一方で「根っこの人懐っこさや、明るい性格はやっぱ変わらないな」
という不思議な感覚になりました(^.^)
さてさて、この2回の同窓会で、共通して話題になったキーワードがあります。
それが、「Z世代」
私がこのような人材育成や組織づくりの仕事をしていることもあり、
友人たちが「最近の若い子ってさ…」と、口々に“若者論”を語ってくれるわけです笑
かつて若者だった私たちが、
今では「今の若者は…」と言うようになったのかと思うと、少し笑ってしまいます(^.^)
そんな背景もあって、
今回から【Z世代シリーズ】を数回に渡ってお届けすることにしました!
第1回となる今回は、
「Z世代ってそもそもどんな人たち?」という基本から。
「何を考えてるのかわからない」
「やる気が見えない」
「行動が読めない」
そんな風に見えるZ世代ですが、彼らの価値観や言動にはちゃんと理由があります。
Z世代が育ってきたのは、
・バブル崩壊後の経済不安
・震災や感染症といった社会的リスク
・そしてスマホ&SNSが当たり前の情報環境
つまり、
「不安定な社会 × デジタル環境」がZ世代の土台 なんですね。
その結果、彼らは…
・とても慎重
・情報の選別が得意
・納得しないと動かない
という特徴を持つようになりました。
【昔はOK】「とりあえず3年我慢してみろ」
【今はNG】「え、3年の意味って何ですか?」
こんな感じです。
そして、Z世代は「多様性」が当たり前。
SNSでは、国籍も性別も文化もバラバラな人と日常的に接しています。
「みんな違って当たり前」
「正解は1つじゃない」
「上司と部下でも同じ人間なのでお互い尊重すべき」
という感覚が、自然と染み込んでいる世代です。
そんな彼らにとって、
・画一的なルール
・前例主義
・「昔からこうだから」
といったアプローチは、強い違和感の対象になりがちです。
Z世代は、別に怠けたいわけでも、反抗しているわけでもありません。
「なぜそれをやるのか?」
「本当に意味があるのか?」
そう考えるクセがあるだけなのです。
納得すれ積極的な行動力を見せてくれる世代だったりします。
だからこそ、大事なのは…
「違う」と感じたら怒るのではなく、
「なぜそうなったのか?」を知ろうとすること。
その一歩が、信頼関係の入り口になるというわけです。
▼ 今回のまとめ ▼
・Z世代は「不安定な社会 × SNS環境」で育った
・多様性と納得を重視する慎重なリアリスト
・「意味あることに力を出したい」と考えている
・ 価値観の違いは“時代の背景”から来ている
次回は、Z世代が「どんな職場を選ぶのか」「どんな職場を避けるのか」についてお届けします。
どうぞお楽しみに(^.^)
無料!【社会保険・税金・給与明細の教え方セミナー】令和7年5月26日月曜日14時~17時 佐賀市内で開催!
【社会保険労務士法人きたむら事務所主催】
令和7年5月26日月曜日14時~17時
佐賀市内で無料セミナー!
きたむら事務所様主催セミナーのご案内(令和7年5月26日).pdf (0.49MB)
第1部の講師を木貞が担当します(^.^) 経営者、経営幹部、人事部長、総務部長、財務担当者や社員教育担当者の方はぜひ奮ってご応募ください! 本セミナーは、 ①日常生活を送る上で知っておきたい「税金」や「社会保険」の基礎知識を、社員に伝えるための効果的な説明方法 ②男性の育児参加を後押しするために活用できる、企業向け助成金の概要と効果的な活用ポイント この2本立てでお届けする実践的な内容となっております。 席に限りがございますので、ぜひこの機会にご参加をご検討ください。 ①【社会保険・税金・給与明細の教え方セミナー】 ~経営者・人事・総務担当者必見! 興味ゼロの男性社員でも理解できる!~ ・社員に対して、「社会保険や税金の基本的な仕組みをわかりやすく伝え、生活設計や将来への不安を軽減する」ための効果的な説明方法を解説します。 ・「自分の給与を上げるためには、会社にどう関わればよいのか?」という視点を、社員自身が主体的に理解・納得できる伝え方をご紹介します。 講師:人材育成専門の社会保険労務士 木貞哲夫 ②【令和7年度 注目助成金セミナー】 ~男性育休の新常識! 1日で最大60万円の助成金を手に入れよう!~ ・男性の育児休業取得を促進し、最大60万円の助成金を受給するための具体的な手続きや実務対応を解説します。 ・実務で活用しやすく、企業にとってメリットの大きい注目助成金制度について、最新情報と活用のポイントをお伝えします。 講師:助成金専門の社会保険労務士 持丸直之 【日時】 令和7年5月26日月曜日:14時~17時(受付13:45~) ※時間帯の目安 社会保険・税金・給与明細の教え方セミナー:14:00~15:40 令和7年度注目助成金セミナー:15:50~16:50 【会場】 グランデはがくれ2階シンフォニーA 〒840-0815 佐賀県佐賀市天神2丁目1番36号 ※無料駐車場あり(グランデはがくれ駐車場をご利用ください) 【参加費】 無料 【定員】 限定18社36名(1社2名まで) 【対象者】 ・企業の経営者、経営幹部の方 ・総務、人事、助成金担当者 ・本セミナーのテーマに興味や関心がある方 【お申込み方法】 いずれかの方法でお申し込みいただけます。ご都合のよい方法をご利用ください。 ・添付のチラシに記載の申込用紙をご記入のうえ、FAXにてお申し込み ・下記の申込フォームより、オンラインでお申し込み ▶https://forms.gle/kB1E1PfBicHAxXK2A ※紹介者欄に必ず「木貞」とご記入ください。
・添付のチラシに記載のQRコードを読み取り、専用フォームからお申し込み
※紹介者欄に必ず「木貞」とご記入ください。
「10年後の目標」を立てることの意味とは?
先日、熱が39度まで上がり、3日間寝込んでしまいました…。
20代の頃は、よく高熱を出しては、
会社を1週間も休んでしまうことがありました。
あまりにも頻繁だったため、ついには扁桃腺の切除手術を決断。
それ以来、ほとんど熱を出すこともなく、元気に過ごしてきたのですが…
久しぶりに体調を大きく崩してしまいました。
寝込みながらふと思ったのは、
「体力も、時間も、無限じゃないな」ということ。
若い頃は、「また元気になればいいや」と思っていましたが、
年齢を重ねると、1日1日がかけがえのないものに感じられますね。
さて、閑話休題。
最近、立て続けに経営者からいただいた研修オーダーがあります。
それは、
「10年後の目標をうちの社員に立てさせたい」
というもの。
最初は、「10年後なんて想像できるかな?」と思っていましたが、
よくよく考えると、このテーマ、今の時代にすごく大事だと感じたので
研修としてお受けしました。
目の前の仕事に追われる日々の中で、
「今、何のために頑張っているんだろう」と
ふと感じることは誰にでもあります。
そんなとき、
10年後にありたい姿が描けているかどうかで、感じ方が大きく変わります。
たとえば、
「10年後にリーダーとして活躍していたいから、できる上司の立ち振る舞いを学ぼう」
「経済的にもっと自由になりたいから、資格取得にチャレンジしよう」
そんなふうに、目の前の努力が未来につながる感覚を持てるようになります。
10年後の目標を考えるとき、
単に「出世したい」「稼ぎたい」だけではもったいない。
・どんな教養を身につけたいか?
・家族との関係をどう築いていたいか?
・どれくらいの経済的安定を得たいか?
・どんな健康状態でいたいか?
こうした広い視点を持つことで、
仕事も人生も、自分自身でデザインしていく意識が育まれます。
人は先の見えないトンネルを歩き続けることはできません。
でも、
「この先に必ず光がある」
「この困難の先に成長がある」
とわかっていれば、気持ちも自然と前向きになります。
未来にビジョンがあることで、日々の努力に意味を感じられ、
小さな成功体験を積み上げ、自分の人生に主体性を持てるようになる、
そんな好循環が生まれていきます。
※※※注意点:いきなり目標を書かせても失敗します※※※
このブログを読んで、
「よし、うちの社員にもやらせよう!」
と思った方。
ちょっと待ってください。
「みんな!10年後の目標を立てて提出してくれ!」
とやると、出てくるのは… たいてい薄っぺらい目標か、無難な目標です。
「なんだこれは!」「やる気がないのか!」
と怒りたくなるかもしれませんが、ぐっとこらえてください。
経営者は、日々ビジョンを描き実現させていくのが仕事ですが、
社員は「目の前の生活や仕事に一生懸命」という立場がほとんどで
10年後のことをイメージしている人のほうが珍しいくらいです。
ですので、
「10年後の世の中、業界、会社、家族、自分がどうなっているのかを想像してもらう」
「自分が大切にしている価値観を振り返ってもらう」
そんな視野を丁寧に広げていくプロセスがとても大切なのです。
私が研修講師として関わったときも、
いきなり目標を立てさせたわけではありません。
まずは、
・自分の長所・短所
・仲間から期待されていること
・実際に仲間に貢献していること
・10年後に起こるであろう変化
・「幸せ」に対する自分なりの定義
こういったテーマをチームメンバーと対話させながら、じっくり紐解いてもらいました。
こうしたプロセスを踏むことで、社員一人ひとりが、思いと実感に根ざした、
具体的で実現可能な目標を描けるようになるのです。
このように、10年後の目標を立てるには、
焦らず、じっくりと「自分自身を深掘りする時間」が欠かせません。
目標とは、ただ掲げるものではなく、
「自分の思い」と「これからの変化」とを
結びつけた先に生まれてくるものだと感じます。
ぜひ皆さんも、目標設定を「作業」としてではなく、
自分の未来をじっくり描く時間として取り組んでみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
「抱き枕を使っている」というちょっと恥ずかしい話
今日はちょっとした私事を…。
実は最近、「抱き枕」を使って寝るようになりました笑
「40代後半のおじさんが、抱き枕!?」
そんなツッコミが聞こえてきそうですが、
これが想像以上に効果抜群だったんです。
もともと、私の眠りのルーティンはこんな感じでした。
・まず仰向けに寝る
・なかなか寝付けず、右向きに寝返り
・それでもダメで、左向きに寝返り
……というのを何度も繰り返し、最終的には左向きで寝付きます。
ただ、なかなか1回のルーティンでは寝付けないことが多く
「今日も眠れなかったらどうしよう」
そんな不安を抱えながら眠りについていました。
ところがある日、ふと気づいたんです。
「左向きで布団をまるっと抱きしめたときだけ、スッと寝ついている」
ということに!
これはもしや、「抱き枕」を導入すれば劇的に変わるのでは!?
そんな仮説を胸に、すぐさまニトリへ直行。
3,000円ほどの抱き枕を手に入れました。
そしてその夜、抱き枕を抱え、左向きに寝たところ――
……数分で寝落ちしてました!
以来、毎晩抱き枕にお世話になっています(^.^)
実は、単に寝心地がよくなっただけではないんです。
一番大きかったのは、
「眠れないかも…」という不安が、
「これなら眠れそう!」という前向きな期待に変わったことでした。
この「期待の力」、
心理学では「ピグマリオン効果」と呼ばれています。
ピグマリオン効果とは、
「他人から期待されることで、その期待に応えようと本人の能力や成果が高まる」
という現象を指します。
1960年代、心理学者ロバート・ロゼンタールとレノア・ジェイコブソンが行った有名な実験では、
「この子たちはこれから伸びる」
と教師に伝えた子どもたちが、本当に学力を大きく伸ばしました。
期待されることで、
・扱われ方が変わり
・それが本人のやる気を引き出し
・結果も変わる
という流れが生まれるのです。
逆に、期待されないと成績が下がる
「ゴーレム効果」という逆バージョンもあります。
今回の抱き枕の話も、
ある意味ピグマリオン効果の自己完結版。
「これがあれば眠れる!」という小さな期待が、
私自身のリラックスを引き出し、
眠りやすさという成果につながったのです。
人は自分自身にかけた期待でも、
大きく変わるんですね。
抱き枕ひとつで、心の不安が減り、期待感が生まれ、
実際に結果(=眠れるようになる)につながったという体験をしました。
もしあなたも、
「これがあればきっとうまくいく!」
と思える小さなきっかけを作れたら、
それだけでパフォーマンスや行動が変わるかもしれませんね。
皆さんのピグマリオン効果、必勝パターン、日々大切にしているルーティンがあれば
今後会った時にでも教えてください(^.^)