グロースパートナー
社労士事務所

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2025 / 12 / 08  12:00

佐賀でやる長崎の高校の同窓会が、なぜか一番盛り上がる理由

 

私、長崎市内の高校を卒業したのですが、

その同窓会を私が現在住んでいる佐賀市で開催しました。

 

今回で2回目です。

 

【きっかけは、大阪の友人の一言】

 

半年前に長崎で行った同窓会のときのこと。

 

その場にいた大阪の友人が、こう言ったのです。

 

「前に佐賀でやった同窓会、あれめっちゃ楽しかったな!」

 

「もう一回佐賀でやりたいわ!」

 

この一言で空気が一気にまとまり、

 

「じゃあ次は佐賀でやろう!」

 

と、その場で開催地が佐賀に決定。

 

次に日程の話になり、

今度は東京の友人がその場で予定を確認しながら、

 

「この日なら佐賀に行けるよ」

 

と候補日を挙げてくれたことで、開催日も即決しました。

 

さらに東京の友人は翌日、

県外メンバー全員分のホテルをまとめて予約してくれるという神対応。

 

私は佐賀在住代表として

友人が経営する焼き肉屋を一次会会場として押さえ、

地酒を佐賀メンバーで準備しました。

 

大阪1名、東京1名、福岡1名、長崎2名、佐賀3名の計8名が佐賀に集合。

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県外組にとっては、佐賀に来ること自体が「ちょっとした旅行」

 

移動の段階から旅モードになっていて、一次会が始まる頃には

全員がもう「楽しむスイッチ全開」でした。

 

そして期待どおり、いや期待以上に盛り上がりました。

話して、笑って、飲んで、食べて——

 

学生時代の距離感に一気に戻る、最高の時間でした。

 

 

【なぜ「佐賀開催」がこんなに盛り上がるのか?】

 

大阪の友人の「前に佐賀でやった同窓会、あれめっちゃ楽しかったな」の一言に、

私自身も「確かに佐賀開催は楽しいよな」となんとなくですが思っていました。

 

ただ、なぜそうなのか?

あらためて整理してみると、いくつか理由が見えてきました。

 

 

【1. 長崎開催は「日常の延長」だから】

 

長崎開催は生活圏の中なので、どうしても日常モードが抜けません。

 

・終わったら自宅へ直帰

・翌日が仕事

・時間を気にしながら参加

・盛り上げ役が曖昧になり、遠慮が働きがち

 

そうなると、同窓会への集中力がやや散漫になりがちです。

 

 

【2.佐賀開催は「宿泊✕小旅行」だから】

 

佐賀は県外組にとって小さな旅行です。

・移動中から旅モード

・到着した時点で気分が変わる

・宿泊前提なので時間を気にしない

・翌日のことを忘れて心に余白が生まれる

 

この「旅行気分」が場を自然とゆるませ、

気持ちを高ぶらせていきます。

 

 

【3.誰かの「ひと手間」が場を温め動かす】

 

今回の同窓会は、本当に「ひと手間の連鎖」でした。

 

・大阪の友人の提案

・東京の友人の翌日の 全員分ホテル予約

・佐賀メンバーでの地酒準備

・わざわざ集まってくれる佐賀県外の仲間の気持ち

 

ひと手間が積み重なると、

自然とそれに対応しようと

場の空気は温かくなります。

 

 

【4.「わざわざ行く」という投資が空気を前向きにする】

 

遠方から来るという“投資”があるからこそ、

・交通費

・移動時間

・予定調整

・宿泊手配

 

その分、「せっかく来たんだから楽しもう」という

前向きなエネルギーが生まれます。

 

その前向きさが、場をさらに良くしてくれます。

 

 

【結論:場所が変わると、関係も思考も深まる】

 

今回の佐賀同窓会を通じて、改めて感じたことがあります。

 

「場所が変わると、気持ちも変わる。」

 

これは企業や経営者がよく行う“合宿”と同じ原理です。

 

経営計画を幹部メンバーで作るために宿をとって合宿形式で行ったり、

ある経営者は「1人合宿」と称して遠隔地の宿にこもり、

普段向き合えない課題にじっくり取り組む時間を作ったりします。

 

私も湯布院でコンサル仲間と

今後の方針を決めるための合宿をしたことがあります。

 

日常から離れることで、

思考が深まったり、対話が濃くなったり、

気持ちが高まったりで普段とは違う視点や気づきが生まれます。

 

今回の佐賀同窓会が盛り上がった理由も、まさにこれだったのでしょう。

 

「場所を変える」だけで、

人の心の持ち方も変わるということなのです。

 

 

【そして最後に】

 

佐賀での同窓会の一次会の冒頭、

私はこう挨拶しました。

 

「楽しいとお酒が進む。進むと記憶が薄れる。」

 

「薄れると楽しい今日が一瞬で過ぎ去ってもったいない。」

 

「だから今日はお酒を“ちびちび”いきます!」

 

……と宣言した私が、

いちばん深酒してしまい、3次会後に離脱。

 

翌日はしっかり ガッツリ二日酔い。

 

やはり同窓会の記憶は飛び飛びで

一瞬で過ぎ去ってしまった感じです…

 

場づくりや環境の力を熱弁したわりに、

一番「場に飲まれていた」のは私でした笑

 

次回の佐賀同窓会では、良い場づくりに加えて、

飲み方のセルフマネジメントも少し成長させたいと思います(^.^)

 

2025 / 12 / 01  12:00

次女の“目バキ顔”に教わった、父が忘れていた大事なこと

 

前回・前々回と書いた「次女との関わりシリーズ」が、

なぜか皆さんに刺さっているようで、今回も続編です(^.^)

 

親の深入りを拒否する娘と仲良くしたいお父さん方の

希望になれば幸いです笑

 

さて、先日の“次女のスウィーツ爆買い事件”のあと、

実はまた絶好の関わりチャンスがやってきました。

 

それが「修学旅行&進路説明会」

 

妻が行けなくなり、代わりに私が参加することに。

 

最初は正直「面倒くさいな…」と思っていたのですが

 

「待てよ。これは次女と自然に会話が生まれるチャンスかもしれん」

 

と気づき、むしろ楽しみに。

 

 

当日は、普段なら絶対にしない

「説明会でのメモ取り」を本気でやりました。

 

大学受験のデータ、成長曲線、勉強のピークがいつ来るか…

父の経験談よりも信頼性の高い“会話ネタ”を

必死でメモしました。

 

そして修学旅行の説明に入りましたが、

私はというと――

 

修学旅行の説明は半ばオマケみたいなものなので

次女が食いつきそうなところだけ ピンポイントでメモ。

 

旅行代理店の方が突然、

 

「お宿は絶対に満足いたします!!」

 

と、クレームを恐れない言い切りをかましてきて面白かったので即メモ。

 

一方で、提出書類や事務手続きなどの

“本来いちばん大事な部分”は適当にメモ。

 

帰りながら、

「まず修学旅行の話をして場を整え、そのあと受験の話を入れてみるか…」

という作戦を立て帰宅。

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そしてこの作戦――

 

まさかの大成功でした笑

 

「志望校は明確にしよう!」

 

「他人との比較ではなく、自分との勝負だね!」

 

「自分の底力を信じよう!」

 

など、驚くほど前向きな会話が展開。

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そのあと次女が突然、

 

「志望校に受かったときのドヤ顔を先に練習しとくわ!」

 

と言い出し、本当に“ドヤ顔”を披露してくれたのです。

 

あまりに面白い顔だったので思わず吹き出してしまったのですが、

その後、私はふとデジャブを感じました。

 

「これ、どこかで聞いた流れやぞ」

 

 

思い返すと、私が尊敬する質問中心の研修講師・野原さんの

月間プラン講座のワンシーン。

 

「達成した時の自分をイメージし、その感情を言語化してみましょう」

 

この“成功イメージング”は、実は多くのトップアスリートも用いる方法です。

 

フィギュアスケートの羽生結弦選手は、演技前に必ず

 

「イメージの中で成功していないジャンプは、本番でも成功しない」

 

と言い、成功後の姿を何度も脳内で再現してからリンクに立つことで知られています。

 

つまり、成功イメージは単なる気分づくりではなく、

実際の行動やパフォーマンスを後押しする“脳の仕組み”でもある のです。

 

そんな理論を娘は誰に教わるでもなく

自然と実践していたのだから、ただただ驚きました。

 

ちなみに次女のドヤ顔にはモデルがありまして、

それがこちらのユーチューバー

↓↓↓

https://youtu.be/uxc-HckfNOs?si=nC1weWnuGD98DnUK

 

我が家では、そのユーチューバーを「目バキ」と呼んでいますが、

次女のドヤ顔もまさにこの“目バキ顔”そのもの笑

 

たぶん…いや絶対、友だちの前ではできない顔。

 

家族だからこそ出せる全力誇張フェイスです。

 

あまりの再現度に吹き出したのですが、

実は普段から次女には

「ユーモアのセンスが抜群だよな」と常々感じています。

 

というのも、私自身は研修講師として人前に立つと、

 

「受講者を笑わせたい」

 

「けどスベるのが怖い」

 

と勝手に苦しんでしまうのですが、

そんな父を横目に、次女は臆することなく

“目バキ顔”を全力でやるわけです。

 

その姿を見て思いました。

 

ああ、笑いって躊躇してはいけないんだな」

 

“スベる恐怖”に振り回されていた私ですが、

まさか次女の目バキが、その悩み解消のヒントになるとは……。

 

いやほんと、人生どこに学びが転がってるかわかりませんね(^^)

 

2025 / 11 / 24  12:00

食事で距離は縮まる。縮まりすぎた結果、スウィーツ爆買い事件へ

前回書いた「次女との関わり」が意外と好評だったので、

今日はその続編を書きます。

 

あれから少しして、次女と二人で晩ご飯に行く機会がありました。

 

以前から

「ランチでも行ってゆっくり話したいな」

と思っていたのですが、巡ってきたのはディナー。

 

席に着き、注文も済み、

「よし、今日は色々聞いてみよう」

と思った瞬間、隣にはカップル。

 

話を聞かれるのがなんとなく気まずくて、切り込むタイミングがつかめずにいました。

 

ところがそのカップルが退店。

 

これはチャンスとばかりに聞いてみました。

 

「最近、学校どう?」

 

すると驚くほどスッと話し始める次女。

 

内心、小さくガッツポーズ(^.^)

 

その後もこちらの質問に素直に答えてくれて、

“次女の今”をしっかり聞くことができました。

 

そして親として伝えておきたいことも見えてきたので、

コーチングの基本に立ち返り、

 

「パパの話していい?」

 

と許可を取ると、

 

「いいよ」

 

と素直な返事。

 

そのあとはアドバイスも踏まえながら、楽しく、深く対話が続きました。

 

なぜ家ではシャットアウト気味の次女が、外食だとこんなに素直になるのか。

 

それは、食事の場には“人の心を開く仕組み”がいくつも重なっているからです。

 

一緒に食べる「共食」は、昔から仲間意識を強める行為。

 

心理学的の研究でも「心が安定しやすい場」であることが示されています。

 

副交感神経が優位になり、警戒がゆるみ、本音が出やすくなる。

 

食事のリズムに同調しながら話すことで距離が縮まる。

 

トイレや自分の部屋にこもるという逃げ道もなくなり、

食事中というシチュエーションがスマホにも手が伸びにくいという構造まで味方します。

 

だからこそ企業でもランチミーティングが推奨されるわけで、

会議室より本音が出たり、上下関係の圧が薄れたり、自然と対等な対話が生まれる。

 

家庭でも職場でも、食事は“対話を後押しする場所”なんです。

 

今回のディナーもまさにその効果が出ていて、普段よりずっと深い時間を共有できました。

 

 

……が、帰り道のコンビニで事件は起きました。

 

親密度が上がったせいなのか、あるいは「今日のパパならいける」と踏んだのか、

次女がカゴに次々とスウィーツを投入していくんです。

 

アイス、エクレア、ロールケーキなど、こちらを見るでもなく、確認するでもなく、

「今のうち」と言わんばかりのスムーズな動作で放り込まれていくお菓子たち。

 

「何日分のスウィーツやねん!」「冬眠でもするつもりなんか!」

と言いたくなるくらいの量のお菓子たち。

 

こうして

「親密さは、時に遠慮のブレーキを外す」

という、もうひとつの人間心理も学ぶことになりました笑

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note始めました!

過去のメルマガを少しずつ記事にしていますので、

興味があるかたはどうぞ(^.^)

https://note.com/growth_partner

 

2025 / 11 / 17  12:00

経営相談に乗るときに一番大切にしていること

最近、経営者の方からさまざまな相談を受ける機会が増えてきました。

 

「経営方針が曖昧なんだけど、どうすればよいか?」

 

「社員が定着するにはどんな仕組みが必要なのか?」

 

どれも会社の未来に直結する大事なテーマです。

 

当然、私自身にも“答えの候補”はあります。

 

リーダー育成を専門にしている立場として、

「この会社なら、まずはこれがベストだろう」

と感じる方向性は、いくつか頭に浮かびます。

 

ただ、その経営者も相当に悩み抜いた上で相談されています。

 

もしかすると、私が考えている案は、すでに一度は検討しているかもしれない。

 

だから私は最初に、

「今までどんなことを考えてこられましたか?」

と質問するようにしています。

 

この問いかけをきっかけに、経営者自身が考えていたことが整理され、

話が進むうちに少しずつ方向性が見え始めていきます。

 

ところが、話が盛り上がってくると、私の中でふと心配になる瞬間があります。

 

「いま出てきたこの方向性、本当にこの経営者が望んでいるものかな?」

 

「流れで話していたら、論点が散らかってしまっていないかな?」

 

そうしたとき、私は最後に必ず“確認の質問”を投げかけます。

 

「今出た方向性って、会社のビジョンに合っていますか?」

 

「ここまでのことを確認する意味で、もう一度整理して話してもらってもいいですか?」

 

この問いを投げかけると、経営者は改めて考え直し、

自分の中で答えを確認しはじめます。

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そして、対話のプロセスそのものが、

経営者にとっての“意思決定の整理時間”になります。

 

私は、物事を進めるうえで最も大切なのは、

誰かに答えを教えてもらうのではなく、自分の頭で納得して決めることだと考えています。

 

経営者の言葉が整理され、思考が一つにまとまっていく瞬間に立ち会えるのは、

この仕事の大きな喜びの一つです。

 

…ただし、ここでひとつ問題があります。

 

この“問いかけメソッド”、自宅ではまったく通用しません。

 次女に

 

「今日学校どうだった?」

 

「最近何を考えてるの?」

 

と聞くと、ほぼ間違いなく——

 

「え、もうそういうのいいけん…」

 

と、面倒くさそうに受け流されます。

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でも、別に私を嫌いなわけではなさそうですし、

一緒にご飯を食べたり、ちょっとした話をしたり、そういう日常の時間は普通に共有してくれます。

 

ただ、深入りされることは避けたいらしい…

 

経営者の思考整理はできても、

思春期の娘の気持ちの整理は簡単にはいきません。

 

でもそれもまた、

ちょうどいい距離感を模索している次女の成長の証なんだろうなと、

最近はそんなふうに受け止めています。

 

もしかすると、

私自身がもっと自然に寄り添えるようになるための試練なのかもしれません(^.^)

 

2025 / 11 / 10  12:00

大分までは完璧だった。問題は佐賀だった。

 

今回のお話しは稀に見る超大作です!

 

なので、「読まない」のではなく、「我慢して最後まで読む」でお願いします笑

 

先日、大分まで出張してきました。

 

目的は勉強会の講師です。

 

今回はありがたいことに、佐賀の社労士仲間3人で講師を務めるという布陣。

 

さらに移動も3人で車に乗り合わせて…と、まるで小旅行。

 

昼は勉強会でしっかり講義、夜は大分名物 関アジ・関サバで舌鼓、

もう「出張の目的はなんだったっけ?」というくらいの至福の時間でした。

 

翌日は中津へ移動し、から揚げ食べ歩きツアーへ。

 

気づけば口の中がずっとから揚げで、「もうしばらく揚げ物は大丈夫です…」

という限界値まで堪能しました。

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~~【そして物語は「佐賀・金立サービスエリア」へ】~~

 

車に乗り合わせた集合ポイントは 金立サービスエリア。

 

私は現地まで自分の車で向かい、近くの無料駐車場に停め、そこから仲間の車で大分へ出発する段取りでした。

 

しかし——駐車場は満車。

 

少し遠いエリアは空いているのに、なぜか近い場所に執着してしまう人間心理が発動しました。

(今思うとこれが悲劇の入り口です)

 

すると…

 

1台だけポツンと空いているスペースを発見、「ラッキー!」と迷いなく駐車。

 

~~【佐賀→大分→中津→佐賀 そして…地獄絵図へ】~~

 

佐賀の金立サービスエリアに戻り、仲間と「お疲れ様でした!」と解散し、自分の車へ向かいました。

 

ところが——近づくにつれ違和感。

 

「……なんか汚れてない?」

 

さらに近づく。

 

「いや、汚れてるどころじゃない…」

 

柿です。

 

車の上もフロントガラスも、柿・柿・柿、潰れた果肉が乾いて、完全に固着している。

 

5秒くらい思考停止。

 

なぜ?どこから?と車の横を見ると——

 

たわわに実る柿の木、私の駐車スペースの真横にだけ柿の木。

 

「なんで駐車スペースの真横に柿の木を植えるんですか!?」

「誰が柿の木を植えたんですか!?」

「だから誰も停めなかったんですね!」

 

ショックが度を超えるとツッコミが敬語になるんですね。

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気を取り直し、すぐさまウェットティッシュで果肉を除去 。

 

しかし、乾いてこびりついているのでびくともしない、半乾きの果肉はむしろ薄く伸びるだけの絶望。

 

この時点で選択肢は2つ。

 

①コイン洗車(事前の手作業が相当必要:自信なし)

 

②ガソリンスタンドでプロに手洗い依頼(お金はかかるが希望あり)

 

迷いに迷いましたが、②をチョイスし、いつもお世話になっているスタンドへ直行。

 

~~【プロはやっぱりプロだった】~~

 

店員さんに現状報告。

 

「柿がこびりついてるんです…これ落ちますかね?」

 

「大丈夫です!」

 

この返事、頼もしい。

 

でも正直心の中では、

(いや…そんな簡単じゃないと思うんだけどな…)と半信半疑。

 

結果、ずっと洗車を観察、さらに途中で近くまで行って、

「このあたり特にヤバいんです…」

とプレッシャーまでかけてしまう私。

 

約30分後、あんなに頑固だった柿は跡形もなく、

ボディは驚くほどツルピカに復活していました。

 

「ありがとうございます!」

 

そう言わずにはいられませんでした。

 

プロの技術、プロの仕事、その背中をまざまざと見せつけられました。

 

 

と、まあなかなかショッキングだったこの柿騒動、振り返ると実は大きな学びがあったんです。

 

私の仕事のメインとなりつつある社員研修の仕事と似てるんですよ。

 

社員の成長支援を自前でやるのか?(柿の汚れを自力で落とし、コイン洗車に突っ込むのか?)

 

研修講師というプロに任せるのか?(プロに手洗い洗車をお願いするのか?)

 

私に研修の依頼を迷っている社長の心理としては

「自前でやりたい、けど自分じゃ無理かも、けどコストもあるし…」

「そもそも本当に効果があるのか… うちの社員が真面目に受講するのか…」

 

その気持ち、よくわかります。

 

だから私は、

社長には研修の場に必ず同席をお願いし、事前にこう伝えます。

 

「研修中は社員の言動、表情、反応を観察してください」

「気になったことがあれば後で一緒に打ち合わせしましょう」

 

プロと社長が一緒に取り組むことで、成果が最大化するのです。

 

まさに洗車を見守っていた私も社長と同じ心境だったのでしょう笑

 

ということで、

柿騒動から自分の仕事の振り返りに繋がったというお話しでした(^.^)

 

 

ただこの話には続きがあります。 

 

柿騒動の2日後、予約していた車の定期点検のためディーラーへ。 

 

点検後、担当の方がひと言。

「とてもピカピカでしたけど…せっかくなので洗車しておきました!」

 

ありがたい…

心からありがたいんです。

 

 でも、ふと邪なことを考えてしまったんです。

 

「柿を2日間こびりつけたまま、点検に出せば良かったかも…」

 

タイミングって大事ですね笑

 

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2025.12.09 Tuesday