グロースパートナー
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2023 / 07 / 17  12:00

「社員にハラスメント研修を受けさせたいが、受けさせても効果がなさそう」という矛盾について

 

先日ですが、顧問先の病院と介護施設の管理職、リーダー合計19名に

「ハラスメント予防研修」を実施してきました。

 

「現状がどうなのか?」

「自分達が考える理想の職場にするためにどうすべきか?」

「そのためにまず何をやるか?」

についてチームでみっちりディスカッションしてもらい、

現代の上司部下間に必要なコミュニケーションスキルである

「コーチング」の練習までチャレンジしてもらいました。

 

研修後のアンケートにおいて

「自分と同じ悩みの仲間がいて気分がかなり楽になった」

「日頃の会話の中にコーチングを取り入れたい」

「自分の現状を客観視できたので足りない部分をどう補うかを考えたい」

「組織の成功循環モデルが目から鱗だったので、まずは関係性の質を高めたい」

「今後はネガティブな発言はしない」

「まずはしっかりと挨拶からやる」

このような前向きな意見がありましたので、

次のフォロー研修での実践報告が楽しみです(^^)

 

 

突然話は変わりますが、

「役に立たない社員研修」

ってなんでしょう?

 

「知識が身に付いて勉強になった」

「良い話が聞けたね」

こんな感じのインプット中心の研修が、

恐らく「あんまり役に立たない社員研修」なんだと思います。

 

学校の授業でも、教えてもらったことを復習したり、

テストで試したりしないと身に付きません。

 

インプットしたことの8割は翌日には忘れていますからね。

 

社員研修もそれと同じで、学びを実践してこそ意味があります。

 

 

では、「役に立つ社員研修」とはなんでしょう?

 

それは

「今日から何をやるのか?」

「やる上で何につまづきそうか?」

「つまずいた時に、どうやってそれを乗り越えるのか?」

「それを1人で乗り越えるのか?チームで乗り越えるのか?」

ここまで考え、実際に行動したくなるような社員研修です。

 

そして、実際できたのかどうかを振り返るフォロー研修が

セットになった社員研修は更に理想的です。

 

 

 

ここで冒頭のタイトルのお話に戻ります。

 

社員にハラスメント研修を受けさせたいが、受けさせても効果がなさそう

 

このセリフ、実はある経営者にハラスメント予防研修を

提案したときに言われたセリフです。

 

「欲求があるのに、満たされないことも予測している」

こんな矛盾したことを言っているわけです。

実はハラスメント研修のニーズはかなり高いです。

しかしその反面、

研修の効果についての期待値はかなり低いんです。

 

この矛盾した状態はいったいどんな状態なのでしょうか?

 

これは「ハラスメント予防研修」という

ネガティブなことを予防しようというところにヒントがあるんじゃないかと思ったので、整理した考えについて述べたいと思います。

 

会社側としては

「ハラスメントが起こるような会社にしてはいけない」

「社員が上司の言動により苦しむ思いをさせたくない」

「パワハラ防止法も施行されたのもあり、形式的であれ1回は実施しておかないと、

ハラスメントが起こった時の責任問題に発展する」

こんなことを考えていたりするようです。

 

これは

「この高額なツボを買わないと不幸になるって言われたから、とりあえず買いたい」

という心理と似ているんじゃないかと思ったわけです。

 

実際に、厚生労働省が推奨しているハラスメント研修の動画やテキストは

「ハラスメントの定義とは?」

「ハラスメントはダメ」

「この事例はハラスメント?」

「会社には安全配慮義務がある」

「相談窓口を設置しなさい」

このようにポジティブな気持ちになれない内容となっています。

 

一方で

「コミュニケーションが大事」

「相手を尊重することが大事」

という、ごく普通のことが書かれています。

 

そうすると、そんなハラスメント研修を受講した社員側は

「パワハラはダメ、パワハラはダメ、パワハラはダメ…」

「あれはしちゃいけない、これはしないといけない」

「けっきょくのところ、俺はどうすればいいんだ?」

「部下と関わることでパワハラのリスクが高まるなら、できるだけ無難な関係に留めておこう」

という感じで、迷いと混乱と消極性を生じさせることに繋がりそうですよね。

実際に、ハラスメント予防研修を受講させられる社員さんは

「なんでこれを受講しなきゃならないんだ?」

「俺たちは会社から信用されていないのか?」

というネガティブな気持ちになるそうです。

 

つまり、誤解を恐れずに言うと

会社側も社員側もハラスメント予防研修は

「つまんない」

と思っているわけです。

 

つまんないってわかっているんだけど、やらなきゃいけない

「社員にハラスメント研修を受けさせたいが、受けさせても効果がなさそう」

の正体なんだと突き止めました。

 

なので、ハラスメント予防研修を効果を高めるコツは

つまんなくなくて、行動したくなる

と会社も社員も思える内容にする必要がありそうですね。

では

「つまんなくなくて、行動したくなるハラスメント予防研修」

って、どんな内容だったらよいでしょうか?

 

これは私もメチャクチャ考えましたが、行き着いたのは次のような内容です。

 

①ハラスメントの定義は頭の片隅に入れつつ、必要以上に恐れるものではないことを知ってもらう

 

②ハラスメントの予防のために「しなきゃいけない行動」と認識されそうなものを、

上司である自分と部下のお互いの成長に繋がる「やりたい行動」という認識に変える

 

③その「やりたい行動」を実践して「成果を上げてみたい」という気持ちになってもらう

 

こんな内容だったら「ハラスメント予防研修」というネーミングだったとしても、

受講に前向きな気持ちになってもらえそうな感じがしませんか?

 

 

今回、ハラスメント予防研修を実際にやったわけですが、実はこんなことをずーっと考えて研修内容をプログラムしていました笑

 

「ハラスメント予防研修やらなきゃ!」

とお考えの方がいらっしゃいましたら、

弊社がサポートいたしますので、ぜひともお声かけください(^^)

 

「内容を確認したい」

「一度話をして検討したい」

も大歓迎です!

 

以下のフォームからお問い合わせください!

https://saga-syaroushi.com/contact

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