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ものごとに集中できる環境とは?
リーダー育成専門社労士の木貞です(^^)
7月の中旬に湯布院に一泊してきました。
家族とではなく、コンサル仲間4人とですが笑
「何しにいったの?」って感じですが、
遊びではなくて、学びを深めに行ってきました。
いや~、やはり集中できる環境に身を置くことは大切だなと思いました。
普段の生活の中でも学びを深めることは不可能ではないですが、
やはり、1泊2日の時間を確保して、佐賀からわざわざお金をかけて湯布院まで行って、
喧騒や誘惑物がない中で学ぶわけです。
そんな環境で、集中できないわけはないですよね。
お金と時間をかけてきている以上、
それに見合うだけの成果を持ち帰らないといけないという強制力が働くメリットもあります。
仲間と一緒に意見交換しながら、
自分の振り返りと、今後の目標設定を行ったわけですが、
色々な発想が浮かんできましたし、
今後の課題も明確になりました。
あとは行動するだけです(^^)
せっかくなので、合宿形式で仲間と学ぶメリットを勝手に言語化してみました(^^)
・普段の喧噪や誘惑物を遮断することで、
必要なことへのアンテナを敏感にする
・お金と時間をかけている以上、
「元をとらなきゃ!」という強制力が生まれる
・非日常空間にいることで、
思考する際の集中力が研ぎ澄まされる
・仲間も同じく良い状態となり、そんな仲間と意見交換することで、
質の高い思考が可能となり、質の高い行動に繋がりやすくなるなど
相乗効果が高まる
・仲間との濃い時間を過ごすことで、
より良い関係性となり、お互いの心の拠り所となれる。
・「また1年後に来るぞ!」と意気込むことで、
これから1年間のモチベーションとなる
・合宿地、宿泊施設に対し、
経済的な貢献を果たすことができる
こんな感じですが、こうして実際に言語化してみると、良いことばかりですね!
来年も行かなきゃです笑
ぜひ皆さんも、人生において大事なことを集中して考える必要がある場合は、
普段の生活圏から離れて、非日常空間に身を置いてみることをお勧めします(^^)
なお、宿泊施設のウェルカムスイーツが絶品でしたので、
それを家族にお土産として買って帰りました。
https://carandonel.thebase.in/
あまりスウィーツに興味がない私が、
「こりゃ美味い!」
「なんだこの素晴らしい食感は!?」
と感じましたので、間違いない美味しさです(^^)
「思考が変われば運命が変わる」は大げさなのか?
こんにちは!
リーダー育成専門社労士の木貞です。
先日ですが、社会保険労務士法人きたむら事務所が主催する月1回の定例セミナーにおいて、
「成果に直結する生きた理念づくりセミナー」を講師として実施してきました!
建設会社社長、鈑金塗装会社社長、金融機関常務理事、保育園園長夫人という
バラエティーに富んだ4名にご参加いただきました(^^)
セミナーの内容は以下の通りです。
・理念の必要性とその効果
・理念の目的、定義、構成要素
・「この理念はどこの会社の理念でしょう?」クイズ
・理念を実際に作ってみよう!
・理念浸透の施策と鍵
・マザーテレサの言葉
・経営者が理念を作れない本当の理由
・経営者が理念を社員に浸透できない本当の理由
アンケートにおいても好評だったので、とても嬉しく思います(^^)
さて、少し話は変わるのですが、
「思考が変われば運命が変わる」
という言葉を皆さんは聞いたことがありますか?
実は、13年前にネットワークビジネスの勧誘だと知らずに参加したセミナーにおいて、
胡散臭いセミナー講師が言っていた言葉です。
(セミナー後の懇親会で執拗にネットワークビジネスに勧誘され、
その時初めて騙されて参加してしまったことに気付きました…)
当然ながら
「思考が変われば運命が変わる?」
「大げさな!そんなわけないじゃん」
「思考を変えれば誰でも成功できるなんて虫が良すぎる」
と思ったわけです。
それから10年以上の時を経て、
この言葉があながち嘘ではないことに最近実は気付かされました。
(決してネットワークビジネスを肯定しているわけでなく、
思考と運命の関係性に気付いただけです…)
実は、経営理念の浸透を学んだ時に、
次のような言葉を聞きました。
「誰もが『成果』を上げるために、目に見えやすい『行動』を変えようとするが、
実は目に見えにくい『感情』や『思考』を整えない限り『行動』は変わらない」
それを聞いて
「なるほど、『感情』や『思考』を整え、良い『価値観』が身につくことで、
良い『行動』ができるようになり、『成果』に繋がりやすくなるのか…」
と納得したわけです。
それを自分に当てはめて考えみたり、
『感情』や『思考』が『成果』に繋がる過程を言語化していく中で、
たまたまマザーテレサの言葉に出会いました。
「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。」
「言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。」
「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。」
「習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。」
「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」
これをみて
「ほうほう、確かにこんな感じで繋がっていくよね」
「会社経営で言う『成果』にも繋がるよね」
と感じたわけです。
そして次ようなことにも気付きました。
「マザーテレサの言葉を簡単にざっくり言うと、『思考』が変われば『運命』が変わるってことね」
「ふむふむ、ただこれってなんかどっかで聞いたことがあるような…」
「これって、あのネットワークビジネスの胡散臭いセミナー講師が言ってた言葉やん!」
つまり、あのネットワークビジネスのセミナー講師が言ってた言葉が嘘でないことを
自分で立証していたのです笑
当時は「大げさなことを言うな~」と思っていましたが、
10年以上の長い時を経てついに納得したというのが今回のお話です笑
ただ、このマザーテレサの言葉はかなり強烈でして、
先日実施した「生きた理念づくりセミナー」でもこの言葉を私がセミナー中に受講者に紹介したのですが、
受講者アンケートの「印象に残ったことはなんですか?」という項目において
「マザーテレサの言葉」とだけ書かれていたのは大きな驚きでした。
(その反面、『理念の話は印象に残ってないんかい!』とツッコミを入れたくなりましたが笑)
「思考に気をつけなさい、それはいつかAになるから。」
「Aに気をつけなさい、それはいつかBになるから。」
「Bに気をつけなさい、それはいつかCになるから。」
「Cに気をつけなさい、それはいつかDになるから。」
「Dに気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」
「さてA~Dに入る言葉はなんでしょう?」
こんなクイズをしてみると、
マザーテレサの言葉を知らなくても答えを言い当てる人がいます。
一見スピリチュアルな感じの言葉ですが、道理にかなっているから、答えを言い当てることができるのでしょう。
みなさんも、一度このマザーテレサの言葉を
一個一個追いかけながら考えてみてください。
きっと、「悪い思考はできないな」って思っちゃいますよ(^^)
「社員にハラスメント研修を受けさせたいが、受けさせても効果がなさそう」という矛盾について
先日ですが、顧問先の病院と介護施設の管理職、リーダー合計19名に
「ハラスメント予防研修」を実施してきました。
「現状がどうなのか?」
「自分達が考える理想の職場にするためにどうすべきか?」
「そのためにまず何をやるか?」
についてチームでみっちりディスカッションしてもらい、
現代の上司部下間に必要なコミュニケーションスキルである
「コーチング」の練習までチャレンジしてもらいました。
研修後のアンケートにおいて
「自分と同じ悩みの仲間がいて気分がかなり楽になった」
「日頃の会話の中にコーチングを取り入れたい」
「自分の現状を客観視できたので足りない部分をどう補うかを考えたい」
「組織の成功循環モデルが目から鱗だったので、まずは関係性の質を高めたい」
「今後はネガティブな発言はしない」
「まずはしっかりと挨拶からやる」
このような前向きな意見がありましたので、
次のフォロー研修での実践報告が楽しみです(^^)
突然話は変わりますが、
「役に立たない社員研修」
ってなんでしょう?
「知識が身に付いて勉強になった」
「良い話が聞けたね」
こんな感じのインプット中心の研修が、
恐らく「あんまり役に立たない社員研修」なんだと思います。
学校の授業でも、教えてもらったことを復習したり、
テストで試したりしないと身に付きません。
インプットしたことの8割は翌日には忘れていますからね。
社員研修もそれと同じで、学びを実践してこそ意味があります。
では、「役に立つ社員研修」とはなんでしょう?
それは
「今日から何をやるのか?」
「やる上で何につまづきそうか?」
「つまずいた時に、どうやってそれを乗り越えるのか?」
「それを1人で乗り越えるのか?チームで乗り越えるのか?」
ここまで考え、実際に行動したくなるような社員研修です。
そして、実際できたのかどうかを振り返るフォロー研修が
セットになった社員研修は更に理想的です。
ここで冒頭のタイトルのお話に戻ります。
「社員にハラスメント研修を受けさせたいが、受けさせても効果がなさそう」
このセリフ、実はある経営者にハラスメント予防研修を
提案したときに言われたセリフです。
「欲求があるのに、満たされないことも予測している」
こんな矛盾したことを言っているわけです。