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「理念を浸透させる」の「浸透」とは?
こんにちは!
リーダー育成専門社労士の木貞です。
日々の活動や気付き、お役に立てる情報を発信して参りますので
今回もお付き合いのほどよろしくお願いいたします(^^)
さて、先日お客様の会社の理念浸透委員会に参加してきました。
2年前に経営理念の作成をお手伝いをした会社です。
経営者の方より
「今回社内で理念浸透委員会を立ちあげたんだけど
そこにオブザーバーとして参加して
委員長のフォローをして欲しい」
と依頼を受けました。
来月から理念浸透委員会は本格始動するのですが、
その前段階として委員メンバーと打ち合わせをしてきました。
最初に決めたのは
「理念浸透委員会が役目を果たしたと言える状態とは?」
というゴール設定です。
ゴールを教えてしまうと
委員会メンバーの自主性が発揮されなくなってしまいます。
とは言え初めての試みということで戸惑いがかなりあったようなので
以下の状態を作ることがゴールであることをお伝えしました。
①理念浸透の「理解」レベルを上げていくこと
知っている➡わかっている➡共感している
②理念浸透の「視点」レベルを上げていくこと
自分視点➡相手視点➡ステークホルダー視点
(自分や相手だけでなく、その周りの人たちも含めてどうなのかを考える)
③理念浸透の「記憶」レベルを上げていくこと
見る読む:頻度を増やす➡話し合う:理解を深める➡実践する:体感する➡他の人に教える:自分のものにする
上記3つの最終段階に到達したときに
初めて浸透したと言えます。
「理念を浸透させる!」と簡単に言ったりしますが
こうやって文字にすると、まあなかなか大変ですね。
ただ、「浸透」という言葉を分解してお伝えしたことで
「この委員会はいったい何をするんだ?」と最初は戸惑っていたメンバーも
最終のゴールをイメージできたようでした(^^)
来月から本格始動ですが
これからこの理念浸透委員会がどのような影響力を社内で発揮していくのか
今からとても楽しみです(^^)
病院で社員研修をしてきました!
昨日、病院にて社員研修、その後就業規則説明会を実施してきました!
社員研修については、エゴグラムを使ったワークです。
目的としては
・自分の特性を知ること
・自分の特性を知ることで、どうやって職場の仲間と上手く付き合っていくのかを考えること
・職場の仲間と上手く付き合いながら、自分の特性を良い方向で発揮し、充実した仕事生活を送るために、何をどのように努力すべきかを考えること
皆さん、ワイワイ楽しみながら学んでくれました♪
参加した職員さんからは
「みんなの性格が違うことが視える化されるため、とても面白かった」
「自分のことが良くわかった」
「もっと素直になりたいなあ」
「今後はもっと人の話を聴くようにしよう」
「自分と他人の違いを認めつつ、お互いに足りないところを補いながら協力していきたい」
経営者の方からも
「職員の皆さんが楽しくディスカッションしていたので、私も楽しい気分になれました」
「私自身も職員とのコミュニケーションが不足していたので、これから積極的にコミュニケーションを取っていこうと思います」
こんな言葉をいただくことができ、お役に立てたことを本当に嬉しく思います(^^)
なお、就業規則説明会ですが、実は社労士業務としては非常に難易度が高いです。
・場が荒れたり紛糾する際のアドリブ力が試されること
・できるだけ分かりやすい言葉をチョイスし、分かりやすい例え話で説明すること
・ネガティブなことでも受け入れやすい言葉に変換すること
・経営者の都合を押し付けすぎないこと
・社員側の立場にも立ちすぎないこと
・世間の一般的な考え方も示してあげること
などなど、気を付けることが多すぎるからです。
下手をすると、経営者側からも社員側からも信頼を失うことに繋がります。
ですので、私はいつも「場が荒れることもあるが、それは自然なこと」であることを先に説明し、次のようなお話をするようにしています。
・労使間には立場の違いから生まれるギャップがあること
・見ているものや情報量も違うので、ギャップがあるのは当然のこと。
・就業規則説明会はそのギャップがあることをお互いに認めながら、お互いが気持ち良く過ごすためのルールを確認する場であること
その説明のおかげかわかりませんが、職員の皆さんには協力をいただき、無事に説明会を終えることができました。
まだまだ言い方に説得力も足りないし、論理の構成として甘いところもありましたが、これからも上手くできるように努力していきたいと思います!
売上目標は必要なのでしょうか?
先日、お客様の会社に訪問し、その会社のビジョンについて経営者の方とお話をしていました。
ビジョンを明確に掲げ、そのビジョンに向かって具体的にどのような行動をするのかをしっかりと計画している経営者の方ですので、パワーがみなぎっています。
ただ、今期の売上目標の話になったときに少し曖昧な言葉が増えてきました。
どうやら数字は少し苦手なようです。
一般的な話にはなりますが、確かに売上目標が明確になっていなくても、順調な会社は順調に伸びていきます。
ただ、何か上手くいかないことがあったときに粘りが効かなくなります。
なぜなら、根拠がない売上目標には是が非でも達成する理由がないからです。
根拠があれば人はもうひと踏ん張りできたりするものです。
なので、無いよりはあったほうが良いし、根拠のあるものならなお良いということになります。
と、まあそんなことを考えていたら、以前は売上目標を一緒に計画するお手伝いをしていたことをふと思い出しました。
ただ、ここ最近は数字に関しての役割を求められることがなかったので、いつの間にかそれは自分の仕事ではないという感覚になっていました。
けど、今回はそれを必要としている経営者が目の前にいるわけです。
そこで「一緒に売上目標を立てたいなと私は思っていますが、やりますか?」とその経営者に確認してみました。
すると「やりたいです!」と即答いただけました。
久々ということもあり感覚が鈍っているかも知れないですが、お客様以上に真剣になって売上目標の立案をサポートしていきたいと思います(^^)
建設会社で新入社員研修「会社のお金と家計の仕組みの勉強会」を実施してきました!
顧問先の建設会社で新入社員研修をしてきました!
毎年ご依頼いただいています。
今年の新入社員は8名で、ほぼ全員が私の長女と同じ年齢なので感慨深いです(^^)
タイトルは「会社のお金と家計の仕組みの勉強会」
次のようなことを伝えました。
・お給料の使い方のシミュレーション
・お給料から天引きされるものとは?それが自分にとってどのようなメリットをもたらすのか?
・会社にどのように関わっていけば自分の給料が増えるのか?
・粗利率とは?利益とは?
・売上が10%増えると会社はどうなるのか?自分達にどれくらい還元されるのか?
これらをクイズを交えながらお伝えしました。
研修の担当の方からは
「こんな研修は他にはないので、今年も新入社員が勉強できてよかったです」
と今年もお褒めの言葉をいただきました(^^)
自分で言うのもなんですが、この勉強会の内容はとても珍しい内容で、相当のインパクトを社員さんに与えることができるため評判が良いです♪
実際に受講した新入社員さんからアンケートで次のような感想をいただきました。
「早く一人前になって売上を上げたい」
「自分の給料をアップさせるためには会社に貢献しないといけないことが理解できた」
「社会保険が大事なことが理解できた」
「しっかり貯金したいです」
「会社の利益には4つの使い道があることを学べた」
「会社も自分のwinwinの状態を作りたい」
「会社が社員のためにどれだけ苦労してお金を作っているのか分かった」
素晴らしいですね!
今回得た学びを生かしてぜひ活躍して欲しいです(^^)
明日は新入社員向けの「会社のお金と家計の仕組みの勉強会」です。
明日は、2015年に顧問契約をいただいて8年に渡りお世話になっている建設会社さんの新入社員研修を1時間半担当します。
タイトルは「会社のお金と家計の仕組みの勉強会」、内容についてはキャッシュフローコーチの仲間なら当然知っている「社員向け会社のお金のセミナー」のことです。
自分達の給料はどこから支払われているのか?
利益はなぜ大事なのか?
経営者は社員にどのように報いたいと考えているのか?
利益を上げるための働き方とは?
人件費が10%アップすると何が起こるのか?
給与から天引きされる社会保険はどんな時に自分達を助けてくれるのか?
これらを精神論を抜きにして、数字を基に解説してモチベーションを上げるという世にも珍しい研修内容だと思っています。
ただ、いくつかワークがあるとは言え、講師が喋る量がやや多めの研修なので、過去に30回近くは講義をしているような気がしますがいつも緊張します…
とは言え、こんな内容の研修はどこの研修講師もやっていないという自負もありますので、嬉しくもあります♪
明日も頑張ります(^^)