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「〇〇か?✕✕か?問題」とは?
先日ですが、
管理職研修の組み立て方講座を
千葉まで受講に行ってきました。
これは高齢障害求職者支援機構という
行政機関が行う講座です。
1泊2日という短い時間でしたが、
充実した時間でした。
1日目で5人1グループとなり研修を組み立て、
2日目でそのグループの代表者が組み立てた内容を発表します。
私、運悪くそのそのグループの
代表者となってしまい
発表しなければいけなくなりました笑
20分の持ち時間でお話をしたのですが、
その時に、普段口にしない言い回しを
してしまったことに自分で驚いてしまいました。
それは
「研修講師は喋る量が多いほうが良いのか?
それともあまり喋らないほうが良いのか?
これを悩んでいる研修講師がたくさんいます」
と言おうとしたところ
「研修講師として【喋るか?喋らないか?問題】というのがあります」
と咄嗟に表現しちゃったんです。
咄嗟に出たとは言え、
言いたいことを
普段使わない言い回しで表現してしまったことに
妙な爽快感がありました。
例えば、
「目玉焼きに醤油をかけたほうが美味しいのか?
それともソースをかけたほうが美味しいのか?」
という議論がありますよね。
これをひと言でいうと
「目玉焼きは【醤油か?ソースか?】問題」
と表現できます。
これって、その問題が
「当然のように昔からずーーっと
世の中で議論されている」
というニュアンスを含んでいます。
他にも
「受験勉強は【意味があるのか?ないのか?】問題」
「動物園の動物は【幸せか?不幸せか?】問題」
「次生まれ変わるなら【男か?女か?】問題」
もっと簡潔にすると
「若い時の苦労は【買ってでもすべきか?】問題」
「親の収入と子供の学歴は【比例するのか?】問題」
「残業は【悪なのか?】問題」
このように選択肢を一つにすると
更に簡潔になります。
一方で、問題になっていないことを
さも問題になっているかのようにでっち上げることもできます。
「喫煙は【寿命を延ばしてくれるのか?】問題」
「10年寝かせたビールが【一番美味しいのでは?】問題」
「田舎の空気は【本当にきれいなのか?】問題」
ちなみに「問題」を「説」に
変える方法もあります。
「喫煙で健康寿命を延ばせる説」
「ビールは10年寝かせたほうが美味しい説」
「田舎の空気は本当は汚い説」
何が言いたいのか
段々わからなくなってきました笑
つまるところ
問題提起する時に、
2つの言い分を対立させたり、
世の中の常識を一旦否定すると
議論が進めやすくなるんですが、
「問題」や「説」を使うことで
議論したいことを端的に
表現しやすくなるのです。
(日本語として正しくないのかも知れませんが…)
ただ、この「問題」や「説」を乱発し過ぎると
「本当にそんな問題や説があるのか?」
「自分の議論したい方向に無理やり持ってってない?」
「調子がいいこと言ってるな~」
と軽率なイメージを持たれてしまうので
気を付けたいところです。
冒頭で例として出した
「目玉焼きに醤油をかけたほうが美味しいのか?
それともソースをかけたほうが美味しいのか?」
そもそもこれって本当に議論されているんでしょうか?
実は私もよくわかりません笑
これをひと言で表現すると
『「目玉焼きは【醤油か?ソースか?】問題」は本当は問題になっていない説』
まさにこんな感じですね笑
胃カメラから学んだこと
今回のブログですが、
私の健康にまつわるエピソードと
そこから感じたことを話すだけなので
特に何かを期待せずに軽く読んでもらえれば
ちょうどいい感じだと思います笑
先日ですが、胃カメラで検査をしてきました。
胃がんや喉頭がんの恐れがないかを確認するためです。
先日の定期健康診断時に
別途お金を払って腫瘍マーカー検査をしたのですが、
その検査項目で1つだけ引っかかってしまい
精密検査が必要になったんです。
「まさか自分が…」
という不安で複雑な気分でした。
ただ、お医者さんから
「胃カメラ検査してください」
と言われたときは
「異物を胃の中に入れるなんて絶対無理!!」
という感情が真っ先にきました。
異物を胃の中に入れることへの拒否反応のほうが
自分の健康への不安をはるかに上回っていたことに
今は気恥ずかしさを感じます。
よくよく冷静に考えると
「これで健康の不安がなくなるなら
胃カメラ検査も乗り越えなきゃな…」
とも思ったわけなので、
嫌々ですが人生初の胃カメラに
挑戦することにしました。
いや~
胃カメラ検査って本当にしんどいですね…
当日に担当医から
「カメラ、鼻から入れます?
喉から入れます?」
と聞かれたわけなのですが
胃カメラの恐怖に怯えている私に
「メインディッシュは肉と魚、
どっちがいいですか?」
みたいな軽いノリで聞いてきたので
軽くイラっとしました笑
「あんな太い管が鼻から入るわけないやろ!」
とツッコミを入れたくなるのを我慢して
喉から入れることをチョイス。
麻酔はしたものの
胃カメラが喉を通過する時は
強い吐き気を何度も催しました。
胃カメラから出る空気で
胃が膨らんだり
胃カメラから出る水流で
胃の中を洗浄したり、
今まで感じたことのない違和感に
あぶら汗が出ました。
「早く終わってくれ~!」
とずーっと心の中で叫んでました。
たぶん20分くらいの検査時間ですが、
とても長い時間に感じました。
検査医の方の
「はい検査終了です~」
という言葉を聞いた時は
とてつもない安堵感で
ハッピーな気分になりましたね~
検査終了後、
すぐに検査医の方が画像を説明してくれましたが
「ちょっと炎症がありますが、健康上全く問題ない」
とのこと。
自分が健康体であることが確認できたので
本当に心の底からホッとしました。
それにしても
年を重ねるにつれ
知り合いが病気になったり、
親戚が急に亡くなったり、
飲み友達が病気で飲めなくなったりと、
健康にまつわる悪い話を聞く機会が
圧倒的に増えました。
そのような意味でも今回の胃カメラ検査は
とても怖いことでした。
ただ、その胃カメラを乗り越え
「健康である」という安心を得ることができたのは
とても尊い経験でした。
「何かを得よう」とするときに
楽しいことばかりだといいのですが、
実際は痛みや不安を伴うことのほうがきっと多いでしょうね。
けど、その痛みや危険を乗り越えて
得たいものを得ることができたならば、
喜びは何倍にもなって自分に還ってくるのでしょう。
なんだか当たり前のことを
胃カメラというそんなに特別ではないエピソードを交えて
お伝えしているわけですが、
今回は自分の命や寿命という特別なことだったので、
私にはとても尊い体験でした。
事故にでも合わない限り
自分の命を紡ぐ猶予はもう少しありそうです。
これからもより一層
価値のある充実した時間を過ごしていきます(^^)