グロースパートナー
社労士事務所

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2023 / 09 / 11  12:00

社員に経営数字をオープンにする理由とは?~前編~

 

先日ですが、

 

「決算書なんて読めなくても大丈夫!脱ドンブリ経営の実践セミナー」

 

を講師として実施してきました!

 

 20230809脱どんぶり経営セミナーチラシ(ホムペ用).jpg

 

参加者は

 

・建設総合コンサルタント社長

 

・信用金庫支店長

 

・病院理事

 

・ラーメン屋さん幹部

 

・とんかつ屋さん社長

 

・ユニフォーム屋さん社長

 

とバリエーションに富んだ方々でした(^^)

 

 

 

内容は

 

・会社の構造が一目で分かるお金のブロックパズルとは?

 

・売上目標の立て方

 

・借入の上限の決め方

 

・会社も社員も喜ぶシナリオの考え方と伝え方

 

 

 

私は元々銀行員だったので、

 

経営数字についての知識はあります。

 

 

 

ただ、今は社労士なので、

 

経営者と社員との立場の違いから生まれるギャップを解消し、

 

全員が同じ方向を向いて仕事をすることに専念しています。

 

 

 

そんな私がこの「脱ドンブリ経営実践セミナー」の中で

 

一番力を入れて伝えているのは

 

【会社も社員も喜ぶシナリオの考え方と伝え方】

 

です。

 

 

 

会社は売上が上がって利益が増えると嬉しい、

 

社員は人件費が上がると嬉しい、

 

その両方を叶えるシナリオがあるならば、

 

それって嬉しいですよね?

 

 

 

ところが、それを上手く社員に伝えられない社長がいます。

 

 

 

社長が「売上、利益が大事だ!」

 

と言っても

 

社員からしたら

 

「どうせ頑張っても俺たちに還元されないんだろ?」

 

と思いがちです。

 

 

 

ところが社長は

 

「そんなことはない、利益が出たらちゃんとお前たちに報いてあげるから」

 

と思っているわけです。

 

 

 

けど社員は

 

「報いてもらうのはありがたいが、本当なのか?」

 

「どうせ社長のふところに入るんでしょ?」

 

と疑っているケースが多々あります。

 

 

 

そこで社長は

 

「決算書、試算表の数字を社員にオープンにしよう」

 

と考えるのですが、

 

ここに落とし穴があります。

 

 

 

社員はその数字を見て

 

「社長の接待交際費は多すぎやしないか?」

 

「うちはかなり借金があるけど大丈夫なのか?」

 

「社長の役員報酬って多すぎない?」

 

などと、社長が見て欲しくない数字に着目し出すのです。

 

 

 

そうなってくると

 

せっかく経営数字をオープンにしたことが

 

裏目になってくるわけです。

 

 

 

経営数字をオープンするためには、

 

会社のお金の流れについて

 

社員にある程度の知識を与えてからでないと

 

社長が望んでいない受け止め方をしてしまいます。

 

 

 

では、どのように社員に知識を与え

 

どのような流れで【会社も社員も喜ぶシナリオ】を

 

社員に伝えるのか?

 

 

 

その具体的なやり方を

 

次回のブログでお伝えしたいと思います。

 

 

 

お楽しみに(^^)

 

2024.07.27 Saturday