グロースパートナー
社労士事務所

〒849-0934 佐賀県佐賀市開成5丁目4番26号
佐賀県の中小企業経営者の「リーダーが育たない」「管理職が役割を果たしてくれない」「ハラスメントを予防したい」というお悩みを解消するために活動しています。
★グロースパートナー社労士事務所は一般社団法人キャッシュフローコーチ協会、一般社団法人リネジツのメンバーです。★
 090-3412-1022
お問い合わせ

ブログ

2023 / 11 / 13  12:00

承認の公式~後編~

 

前回のブログでは

「承認の公式」についてお話ししました。

 

それは次の3つの足し算でした。

 

①「相手の状態を知る」

②「相手に伝える」

③「相手に自覚させる」

 

これは実は承認の

意図」についての公式でした。

 

今回お伝えするもう一つの公式は、

承認の「やり方」になります。

 

 

承認の「やり方」の公式とは、

①「事実」

②「意味(価値や意義)付け」

③「Iメッセージで伝える」

この3つを足し算したものを言います。

 

 

相手に起こった「事実」を伝え、

その「事実」にどのような

「意味・価値・意義」があるのかを説明し、

最期に「Iメッセージ」を加えるというものです。

 

ちなみに「Iメッセージ」というのは、

「私」が主語になるメッセージというものです。

 

「あなたは頑張ったね」

これはYouメッセージです。

 

これは相手が

「いや全然まだまだです」

と否定できちゃうし、

メッセージ性が強いと、

押付け的になってしまい、

受け入れ難くなってしまいます。

一方でIメッセージというのは

「私は嬉しいです」

という「私」が主語になったメッセージのことです。

 

これは「私」が思っていることなので

相手も否定はできないし、

受け入れやすかったりするんです。

 

 

それを踏まえて承認の公式の例をお伝えします。

 

例1)

山田君は丁寧に部下の田中君に指導していましたね。(事実)

周りの指導役のお手本になっていますよ(意味・価値・意義)

私はとても誇らしく思います。(Iメッセージ)

 

例2)

下川君は笑顔が特徴的だよね。(事実)

周りを明るくしてくれてるよ(意味・価値・意義)

私も君の笑顔を見ると気持ちが落ち着きます(Iメッセージ)

 

もし自分がこのように言われたら、

とても嬉しい気持ちになりますし、

その人のために、

あるいは自分の強みを伸ばすために

もっと頑張りたくなりますよね!

これ、実際に活用しようと思っても、

なかなかとっさに出てこないので、

相手に何かを伝える前に

この公式を思い出しておきたいところです。

 

ぜひ、みなさんも

この承認の公式を活用して、

周りに人達に勇気と元気を

与えてみて下さい(^^)

 

私も承認を磨いていきたいと思います!

 

2024.07.27 Saturday