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承認の公式~前編~
先日ですが、私が研修部長を務める
社労士法人きたむら事務所において、
事務所のクライアント9社にお集まりいただき、
【社員の離職予防と定着促進のための「承認」セミナー】
を実施してきました。
単に私が話すだけでなく、
ワーク、自己チェック、
参加者同士の情報交換なども取り入れましたが、
セミナー終了後のアンケートでは
「承認の意義が理解できました」
「褒めると承認の違いがわかりました」
「Iメッセージの重要性が認識できました」
「学びを持ち帰って実践したい」
など好評いただき、
個別相談も4件お申込みいただきました!
職場にもたらす承認の効果を
多くの会社が敏感に感じ取っているのでしょう。
ますます忙しくなりそうで、
嬉しい限りです(^^)
ところで、そもそも「承認」ってなんでしょう?
「すごい!」
「ハンパねえ!」
って持ち上げて
褒めちぎるのが承認なのでしょうか?
実はそうではないんですね。
承認には公式があるんです。
承認は次の3つの足し算で表現されるのです
①「相手の状態を知る」
②「相手に伝える」
③「相手に自覚させる」
文章で表現するならば
「相手が気づかない優れた
能力、資質、業績(貢献)、
成長、可能性などについて知り、
その事実を本人に伝え、
自覚させること」
ということなんです。
「相手の気付かない」というところがミソですね。
相手が気付いているのであれば、
それは「確認」であり、
「承認」ではないのです。
相手が気付いていないところに着目することで、
相手が喜ぶだけでなく
相手の成長へと繋がるんです。
私も承認セミナー、承認研修の講師をしていますが、
「完璧に承認ができているのか?」
と言われると、
まだまだ十分ではないですし
できていない場面がたくさんあります。
これからも「承認」を深め、
関わる人が成長できるような
お手伝いができる人間になりたいと思います(^^)