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言いたい事も言えないこんな世の中は~ハラスメントその4
前回のブログで
「パワハラになるかどうかのラインを究極的に言語化すると
【相手の成功を心から願う、応援する】
この姿勢が上司にあるかないか」
「この姿勢を示すための言動として
14個のキーワードがある」
とお伝えしました。
今回はその14個のうち、今回は5個についてお伝えします。
★1.関心を持つ★
「愛の反対はなに?」
と聞かれたらなんと答えますか?
「無関心」と答えた人がいますが、
冷めきった夫婦を連想してしまいます笑
けど、これは真理だと思います。
無関心こそ人間関係を阻害するものはありません。
以前ですが、無関心な人が多い職場で働いたことがあります。
それに慣れてくるにつれ
「この職場は、自分の人生の時間と給料を交換するだけの場」
というような思考になっていったのを覚えています。
そして、次第と自分も周りに無関心になっていったのを覚えています。
無関心は連鎖するんですね~
なので、
「なんだか楽しそうだけど、どうしたの?」
「出身どこ?」
これだけでもいいので、関心を持って尋ねてみましょう。
★2.自ら話しかける★
ちょっとした声掛けでいいです。
「ありがとう」
「元気?」
これだけでも
「私のことを気にしてくれているんだ!」
と相手に安心感を与えます。
きっと関係を変えるきっかけになるでしょう。
★3.話を聴く★
人は自分の話を聴いてもらいたいものです。
「ちょっと聴いてよ~」
なんて言って、友人に話を聴いてもらったりすることも
ありますよね?
「言いたい」
「伝えたい」
「共感してほしい」
こんな気持ちを満たしてあげるためにも、
うなずいたり、
相づちを打ったり、
時には相手の訴えたい言葉を拾ってあげたりして
相手を認めてあげましょう。
無理に同調する必要はないですが、
受け止めてくれたことに相手は安心を感じます。
ただし注意点が1つ!
聴くふりをして自分のターンを今か今かと待っていると
それは相手に伝わります。
「俺の話を聴き流してんじゃん!」
「早く話し終わってくれ!って思ってんだろうな~」
と感じた相手は
話すことに不安を感じたり、
話すこと自体を止めてしまいます。
なので、聴くんだったら
最後まで真剣に聴いてあげましょうね。
★4.意見や提案を尊重する★
相手の意見や提案はひとまず肯定的に受け止めてあげましょう。
「そんなこと当たり前やろ」
「それは効果がないと思う」
こんな風に即レスされると、
「2度と言うもんか」
「否定ばっかりすんなよ」
こんな気持ちになり、
次からは意見や提案をしてくれなくなります。
「確かにそれもあるね」
「その視点って大事よね」
こんな風に一旦受け止めてあげましょう。
★5.質問する★
相手から意見を引き出すための質問です。
「どうしたらいいと思う?」
これを考えさせることで相手に気付きを与えることができます。
気付きを得られたことが嬉しくなると、
それを引き出してくれた相手に感謝します。
そうすると良い関係が築かれていきます。
ただし、ここでも注意が1つあります!
「どうしたらいいと思う?」
と聞いたときに
「どうしたらいいんでしょうね…」
としか返ってこないことがあります。
その時に
「こいつは真剣に考えていない!」
と怒ったり、諦めたりしないことです。
考える癖がないことも原因だったりしますが、
多くは経験不足だったり、
答えをイメージできるほどの情報がなかったりすることが
原因だったりします。
なので、その時は
図を描いてみたり、
フローを書き出してみたり、
選択肢を例えば10個ひねり出させてみたりして
根気強く付き合ってあげましょう。
良い案がきっと出てくるはずです。
さて、今回は
【相手の成功を心から願う、応援する】
姿勢を示すための言動14個のうち
5個をお伝えしました
残りの9個については
次回のブログでお伝えしますね♪
お楽しみ(^.^)