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パーパスってなに?②経営理念はミッション・ビジョン・バリューだけじゃだめなの?
前回のブログの続きです。
経営理念には、ミッション、ビジョン、バリューの
3種類があることをお伝えしました。
最近ですが「パーパス」という経営理念に関するキーワードを
よく聞くようにもなりました。
「パーパスってなんやねん?」
調べてみると英語表記では
「purpose」
単語上の意味は
・目的 目標 意図 狙い
・機能 役割 用途 使い方
こんな感じです。
では、経営理念を構成するうえでのパーパスって、
いったいなんなんでしょう?
これ、ずーっと気になっていましたが
とうとう解き明かす日がきました笑
参考文献は
「<ケースでわかる〉実践パーパス経営」
野村総合研究所の伊吹英子氏と、古西幸登氏の共同著書です。
さてさて、何が書いているのか整理していきます。
★「パーパス」とは「揺らぐことのない社会的な存在意義」
★「組織や個人が、なぜ社会に存在しているのか?」という根源的な存在意義や存在価値のこと
「パーパス」を言語化する際の構成としては
①個人や組織が
②個々の組織や個人のあり方、品格、存在意義、社会への提供価値を
③原点に立ち戻って定義したもの
ふむふむ、なんだかとても尊くて
高貴で崇高でデカいものという感じですね。
いきなり他人から
「あなたの事務所の社会における存在意義ってなに?」
「あなたの事務所はなぜ存在しているの?」
「社会においてどのような影響を及ぼしているの?」
つまり
「おたくの事務所のパーパスってどうなってんのよ?」
といきなり問われると、ビックリして言葉に詰まっちゃいます…
私の事務所のミッション・ビジョン・バリューは言語化しているのに
なぜ「パーパス」となると言葉に詰まっちゃうんでしょう?
それは「世界」という場所の範囲や、「お客様」という特定の相手ではなく、
「社会」という過去から未来へ流れていく人類の歴史、取り巻く環境、変わりゆく経済情勢などに対して
自分の事務所の存在意義を証明しなきゃいけないから。
要はでかいスケールの中で、
そのスケールに負けないだけの自社の価値を語らなきゃいけないんで、
面食らってしまうんです。
正直、「パーパス」って影響力が大きい大企業向けの理念の1つなのかなと。
それか、世界シェアを誇るニッチな商品やサービスを扱っている中小企業に限定されるのかも。
だってミッション・ビジョン・バリューって
「パーパス」と比べてしまうともっと限定的ですから。
って言うか、「パーパス」ってスケールデカ過ぎでしょ!
とまあ、書籍を読んだ第一印象はこんな感じです。
なので、ここで
「パーパスはスケールがデカい大企業向けのもの」
「だから中小企業にはパーパスって要らないんじゃね」
ってことで終わらせることもできるんですけど、
それじゃ面白くない。
もっと可能性があるものかも知れませんし
「実は中小企業にこそ必要!」
ってこともあるかも知れません。
ということで
更に書籍を読み進めて
「なぜパーパスが必要と言われ始めたのか?!」
「果たしてその効果は?!」
「中小企業にも必要なのか?!」
これらに次回以降のブログでドンドン迫っていきたいと思います!
ちなみに、このブログ「パーパス」編
未知のものを解き明かす楽しさがあるのでドンドンとテンションが上がっていくのですが、
それって私だけでしょうか?笑
そうだとしても、もうしばらくお付き合いください♪
次回もお楽しみに(^.^)