グロースパートナー
社労士事務所

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2023 / 10 / 09  12:00

漠然とした不安を最短で解消する思考法とは?

ここ1ヶ月の間、

 

「A社員をどこの部署に配属すればいい?」

 

「友人を雇用したら、今いる社員がなんて思うか不安で…」

 

こんな感じの2つの

漠然としたお悩みを受けました。

悩んでいる理由を

言語化できていない状況です。

 

こんな場合はなんとも回答しづらいので、

丁寧に現状のヒアリングから

始めるのが一般的です。

 

ただその場合、

ヒアリングに相当な時間が

かかってしまいます。

 

時間に余裕があればいいのですが、

そうでない場合も多々あります。

 

そんな時はできるだけ時間をかけず

不安に感じていることに

アプローチしていく必要があります。

 

「時間をかけずにできるの?」

と言われそうですが、

ハッキリ言って、できます。

 

そのためには質問の仕方に

工夫をする必要があります。

 

「どんな工夫か?」

 

 

それは

 

最も望ましいシナリオとは何か?

絶対に避けたいシナリオとは何か?

 

相手からどんなセリフが出たら嬉しいのか?

相手からどんなセリフが出たら嫌なのか?

 

こんな感じの

両極端】のゴールを

イメージしてもらう質問を

投げかけちゃいます。

この質問に回答してもらうことで

「何を怖がっているのか?」

「何を望んでいるのか?」

これが明確になるんです。

 

あとは、

怖がっている状況にならないための対策と

望んでいる状況に持っていくための作戦を

考えればいいんです。

 

例えば

「A社員をどこの部署に配属すればいい?」

これについては、

Aさんの能力、心情、

周りとの関係性を踏まえて

「最も望ましいシナリオとは何か?」

「絶対に避けたいシナリオとは何か?」

これが描ければ

自ずと配属先の選択肢が

絞られてきます。

 

例えば

「友人を雇用したら、今いる社員がなんて思うか不安で…」

これについては

「今いる社員からどんなセリフが出たら嬉しいのか?」

「今いる社員からどんなセリフが出たら嫌なのか?」

このイメージできれば、

その友人に入社する際の

心構えを説くこともできます。

 

もちろん相談者が両極端のゴールを

イメージできない場合もあります。

 

そんな時こそ、

今まで積み上げてきた経験がものを言います。

 

今までの経験から、

考えられる様々なゴールを

提示してあげればいいんです。

 

この【両極端】のゴールを

イメージしてもらう質問方法は

かなり効果的です。

もし相談を受けた際に

あんまり時間がなかったり、

「この人は何を恐れていて、

何を望んでいるんだろ~?」

というのが相談者の中で

明確になさそうだったら、

ぜひこの【両極端】のゴールを

イメージしてもらう質問方法を試してみて下さい(^^)

 

2024.07.27 Saturday