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言いたい事も言えないこんな世の中は~ハラスメントその5
先週は研修を2件実施してきました!
1件は就職を予定している女子高生34名に向けて
「新社会人が働くうえで絶対に知っておきたいお金のこと」
~社会保険制度を知り「損をしない」「余計な不安がない」社会人生活を送る~
2件目は佐賀市の物流会社の全社員7名に対して
「リーダー育成研修5回パック1回目」
~相互支援の見える化、個人の特性を知る~
なかなか準備で忙しかったですが、
好きなことをさせてもらっていることに
本当に感謝です(^^)
さてさて、前回のブログで
「パワハラになるかどうかのラインを究極的に言語化すると
【相手の成功を心から願う、応援する】
この姿勢が上司にあるかないか」
「この姿勢を示すための言動として
14個のキーワードがある」
その中の5個をお伝えしました。
今回は6個目~10個目をお伝えしますね♪
★6.承認する★
「承認ってほめること?」
よくこんなことを聞かれますが、
少し違います。
部下の育成における承認とは、
「部下自身が気付いていない
優れた能力、業績、貢献、成長、可能性などについて
事実に基づき伝えること」
です。
なので、
「すごいね!」
だけじゃダメなんです。
部下を観察して、
本人が気付いていない能力や、
些細な貢献について、
事実として伝えてあげることなんです。
「あなたの笑顔が職場を明るくしてくれているよ」
「あなたの作成した資料のおかげでお客さんと契約することができたよ」
こんな言葉かけのことです。
ハーズバーグの2要因論においても
「承認」は動機付け要因として捉えられています。
ぜひ部下や同僚を観察して、
よい承認を行いましょう♪
★7.感謝する★
部下に感謝すると、
部下の自己肯定感が高まります。
感謝されて悪い気持ちになる人はいません。
「そんな大したことないっす」
と言われたとしても
それは照れ隠しです。
「いつも手伝ってくれてありがとう」
ハッキリと感謝の気持ちを伝えましょう。
★8.期待を伝える★
優れた上司は部下に期待を伝えることで
モチベーションを引き出し、
良好な人間関係を築いていきます。
ただし、そこには部下を心から信頼する姿勢が大事です。
無理難題をふっかけたり、
失敗したことを責め立てたりすると、
信頼関係が崩壊します。
心から信頼し、
「あなたには成長して欲しいので
このチームを引っ張って欲しい」
こんな感じで伝えてみましょう。
★9.謝る★
「部下に謝るなんてプライドが許さない」
「謝ったら上司の面目が丸つぶれ」
こんなんで誤ることができない上司が
けっこうな数います。
ただ、部下はそんなことはどうでもいいんです。
謝れない上司に対して
私が部下だったら
「詫びろ!詫びろ!詫びろ!」
なんて考えます笑
一方で、部下に謝る姿を見ると
そのいさぎよさに好感を持つと共に、
「自分も力不足でした」
と素直な気持ちになります。
「指示が曖昧で混乱させ申し訳なかった」
こんな感じでいさぎよく謝りましょう。
★10.成長を支援する★
部下の成長を支援する方法は色々あります。
・情報や裁量を与える。
「予算を付けるので有効に使ってね」
「ひとまずあなたの判断で進めてみて」
・タイミングをみて助言する
「こっから先については、毎回私とミーティングしながら進めていこう」
・一緒に考えてあげる
「とりあえず一緒にアイデア出ししてみようか」
仕事の質や難易度によって
使い分けるようにしましょう。
さて、今回は
【相手の成功を心から願う、応援する】
姿勢を示すための言動14個のうち
6個目から10個目をお伝えしました
残りの4個については
次回のブログでお伝えしますね♪
お楽しみ(^.^)