ブログ
マネジメントで「いい人」になるのはやめなさい【識学・リーダーの仮面】を読み解く~その7~
実は今ダイエットをしています。
きっかけは、
自分の中の肥満のボーダーライン73キロを
ついに超えたから笑
それに伴って、肌が荒れてきて、
目のアレルギーでコンタクトレンズが
装着できないようになってきたので、
「これは何等かの体質改善が必要だ!」
ということでダイエット開始。
朝ごはん抜きのお昼ご飯ガッツリという日常だったので、
ダイエット用のチキンやインスタントの雑炊、
青汁やDHAなど買い込み1週間の食事制限にチャレンジ!
なんと1週間後に3キロ減!
短期間での減量成功ということで
身体の中に悪い毒素のようなものが
相当溜まっていたんでしょうね。
おかげで肌荒れも改善し、
目のアレルギーもおさまりました♩
薄着になる夏はこの体重を維持していこうと思います(^^)
ちなみにですが、コロナ前から腹筋ローラーを毎日やっています。
2021年は1日21回
2022年は1日22回
2023年は1日23回
現在は1日24回です。
ただですね、
お腹周りの脂肪はなかなか減らないので
いまのところシックスパックになりそうな気配はありません笑
さて今回のブログも「識学」の続きで、
書籍「リーダーの仮面」を読んだ感想の深堀りをしていきます。
部下や周りの人から
「このリーダー、冷たい人ね」と思われてでも
仮面をかぶって遂行しなければならない5つのリーダーの役割について、
その役割の意味と立ち振る舞い方について
具体的に解説がなされています。
その5つ目【成長】について整理していきます。
読んだ最初の印象としては
「今回は割と共感しやすい内容だな」
という感じです。
「チームを引っ張っていかなきゃ」
「けど、私はその器ではない」
そんな風に悩んでいるリーダーが読むと安心できる内容です。
書籍を要約すると、次のような感じです。
・部下の出す結果、それに対するリーダーの評価の間に存在するギャップ、そのギャップを埋めていくことが部下の成長
・リーダーがチーム内に健全な競争を起こせば、部下は勝手に成長していく
・リーダーが感情で動くと、健全な競争は阻害される
・渡り鳥の群れの先頭にいるのはリーダーではなく、部下の中のトッププレイヤー
・組織は成長の場を用意し、スタート時は「成長を信じて待つ」
・優秀な社員でも、「組織適応能力」が低ければ能力は発揮できない
・人は経験と共にしか変われない、スゴイ人の話を読んだり聞いたりしただけでは「変わったような気になる」だけ
・「なぜ私がしなきゃいけないんですか?」「ちゃんとできるか自信がない」と部下に言われたら、「まず1回やってみて下さい、やったら見えてくるものが必ずあります」と答える
・リーダーは、「プレイヤーだった頃の自分を、部下達がはるかに超えていく瞬間」を体感すべし
今回は特に
・「健全な競争を起こす」ことがリーダーの役割
・結果と評価のギャップを埋めるのが成長
この2点については納得でした。
リーダーは「リーダーシップ」と「マネジメント」という
2つの重要な役割があるという認識がありましたが
そこに「部下の成長」と「健全な競争」という
新たな認識を加えることができました(^^)
過去を振り返った時、
まず思い出したのは大学時代に所属していた合唱団のことです。
私は指揮者をしており、
演奏時は演奏をコントロールする役割がありましたが、
演奏の舞台に立つまでの練習においては、
テノールとバスというようなパート間の競争を煽ったり、
理想とする演奏と現状の演奏のギャップを伝えたりで、
今回の【成長】で述べられているようなことを
無意識でやっていたような気がします。
団員から嫌われることを恐れて強く要求できないこともありましたが、
いわゆる「リーダーの仮面」をかぶって嫌われ役を演じていたことも思い出しました。
そう考えると、
良いリーダーの条件というには
「部下やチームを成長させることができるか?」
に尽きるのだと思います。
福島正伸先生という人材育成の第1人者の方がいらっしゃるのですが、
・現在の組織においては自立型人材の育成が必要
・そのために上司は部下に「見本」「信頼」「支援」を示すメンターであること
と仰っています。
「識学」とアプローチは違いますが、
「上司のミッションは【部下の成長】」
という点で共通しています。
ここがブレなければ、
「リーダーの仮面」でも「メンター」でも
「社員面談」でも「研修」でも「人事評価制度」でも
やり方は自由ということになりますね。
ということで、
今回は「識学」が書籍で述べる【成長】について整理してみましたが、
皆さんはこの【成長】についてどのように感じましたか?
次回のブログは
「リーダーの仮面」の要約
ついに最終回!!
「識学」はこの書籍を通じて何を言いたかったのか?
それをお伝えしたいと思います。
次回ブログもお楽しみに(^^)