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食事で距離は縮まる。縮まりすぎた結果、スウィーツ爆買い事件へ
前回書いた「次女との関わり」が意外と好評だったので、
今日はその続編を書きます。
あれから少しして、次女と二人で晩ご飯に行く機会がありました。
以前から
「ランチでも行ってゆっくり話したいな」
と思っていたのですが、巡ってきたのはディナー。
席に着き、注文も済み、
「よし、今日は色々聞いてみよう」
と思った瞬間、隣にはカップル。
話を聞かれるのがなんとなく気まずくて、切り込むタイミングがつかめずにいました。
ところがそのカップルが退店。
これはチャンスとばかりに聞いてみました。
「最近、学校どう?」
すると驚くほどスッと話し始める次女。
内心、小さくガッツポーズ(^.^)
その後もこちらの質問に素直に答えてくれて、
“次女の今”をしっかり聞くことができました。
そして親として伝えておきたいことも見えてきたので、
コーチングの基本に立ち返り、
「パパの話していい?」
と許可を取ると、
「いいよ」
と素直な返事。
そのあとはアドバイスも踏まえながら、楽しく、深く対話が続きました。
なぜ家ではシャットアウト気味の次女が、外食だとこんなに素直になるのか。
それは、食事の場には“人の心を開く仕組み”がいくつも重なっているからです。
一緒に食べる「共食」は、昔から仲間意識を強める行為。
心理学的の研究でも「心が安定しやすい場」であることが示されています。
副交感神経が優位になり、警戒がゆるみ、本音が出やすくなる。
食事のリズムに同調しながら話すことで距離が縮まる。
トイレや自分の部屋にこもるという逃げ道もなくなり、
食事中というシチュエーションがスマホにも手が伸びにくいという構造まで味方します。
だからこそ企業でもランチミーティングが推奨されるわけで、
会議室より本音が出たり、上下関係の圧が薄れたり、自然と対等な対話が生まれる。
家庭でも職場でも、食事は“対話を後押しする場所”なんです。
今回のディナーもまさにその効果が出ていて、普段よりずっと深い時間を共有できました。
……が、帰り道のコンビニで事件は起きました。
親密度が上がったせいなのか、あるいは「今日のパパならいける」と踏んだのか、
次女がカゴに次々とスウィーツを投入していくんです。
アイス、エクレア、ロールケーキなど、こちらを見るでもなく、確認するでもなく、
「今のうち」と言わんばかりのスムーズな動作で放り込まれていくお菓子たち。
「何日分のスウィーツやねん!」「冬眠でもするつもりなんか!」
と言いたくなるくらいの量のお菓子たち。
こうして
「親密さは、時に遠慮のブレーキを外す」
という、もうひとつの人間心理も学ぶことになりました笑
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