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胃カメラから学んだこと
今回のブログですが、
私の健康にまつわるエピソードと
そこから感じたことを話すだけなので
特に何かを期待せずに軽く読んでもらえれば
ちょうどいい感じだと思います笑
先日ですが、胃カメラで検査をしてきました。
胃がんや喉頭がんの恐れがないかを確認するためです。
先日の定期健康診断時に
別途お金を払って腫瘍マーカー検査をしたのですが、
その検査項目で1つだけ引っかかってしまい
精密検査が必要になったんです。
「まさか自分が…」
という不安で複雑な気分でした。
ただ、お医者さんから
「胃カメラ検査してください」
と言われたときは
「異物を胃の中に入れるなんて絶対無理!!」
という感情が真っ先にきました。
異物を胃の中に入れることへの拒否反応のほうが
自分の健康への不安をはるかに上回っていたことに
今は気恥ずかしさを感じます。
よくよく冷静に考えると
「これで健康の不安がなくなるなら
胃カメラ検査も乗り越えなきゃな…」
とも思ったわけなので、
嫌々ですが人生初の胃カメラに
挑戦することにしました。
いや~
胃カメラ検査って本当にしんどいですね…
当日に担当医から
「カメラ、鼻から入れます?
喉から入れます?」
と聞かれたわけなのですが
胃カメラの恐怖に怯えている私に
「メインディッシュは肉と魚、
どっちがいいですか?」
みたいな軽いノリで聞いてきたので
軽くイラっとしました笑
「あんな太い管が鼻から入るわけないやろ!」
とツッコミを入れたくなるのを我慢して
喉から入れることをチョイス。
麻酔はしたものの
胃カメラが喉を通過する時は
強い吐き気を何度も催しました。
胃カメラから出る空気で
胃が膨らんだり
胃カメラから出る水流で
胃の中を洗浄したり、
今まで感じたことのない違和感に
あぶら汗が出ました。
「早く終わってくれ~!」
とずーっと心の中で叫んでました。
たぶん20分くらいの検査時間ですが、
とても長い時間に感じました。
検査医の方の
「はい検査終了です~」
という言葉を聞いた時は
とてつもない安堵感で
ハッピーな気分になりましたね~
検査終了後、
すぐに検査医の方が画像を説明してくれましたが
「ちょっと炎症がありますが、健康上全く問題ない」
とのこと。
自分が健康体であることが確認できたので
本当に心の底からホッとしました。
それにしても
年を重ねるにつれ
知り合いが病気になったり、
親戚が急に亡くなったり、
飲み友達が病気で飲めなくなったりと、
健康にまつわる悪い話を聞く機会が
圧倒的に増えました。
そのような意味でも今回の胃カメラ検査は
とても怖いことでした。
ただ、その胃カメラを乗り越え
「健康である」という安心を得ることができたのは
とても尊い経験でした。
「何かを得よう」とするときに
楽しいことばかりだといいのですが、
実際は痛みや不安を伴うことのほうがきっと多いでしょうね。
けど、その痛みや危険を乗り越えて
得たいものを得ることができたならば、
喜びは何倍にもなって自分に還ってくるのでしょう。
なんだか当たり前のことを
胃カメラというそんなに特別ではないエピソードを交えて
お伝えしているわけですが、
今回は自分の命や寿命という特別なことだったので、
私にはとても尊い体験でした。
事故にでも合わない限り
自分の命を紡ぐ猶予はもう少しありそうです。
これからもより一層
価値のある充実した時間を過ごしていきます(^^)