グロースパートナー
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2025 / 07 / 21  12:00

続【「なぜ?」を5回繰り返せ】は時代遅れ?「なぜ?」と聞かない質問術

 

いつものアコギの話しで申し訳ないですが、

やっぱりアコギの16ビートって恐ろしく難しいですね…。

 

弾き語りってよく考えたら、

「口はボーカル、左手はピアノ、右手はドラム」

って感じでまるで一人バンド。

 

そりゃ忙しいわけです。

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今はまず、ボーカルを封印して

右手と左手に全集中で練習中です。

 

ちなみに、僕が高校生の頃によく通っていたカラオケ屋、

16ビートって店名だったな笑

 

 

さて、前々回のメルマガの続き、

「『なぜ?』を5回繰り返せ」とよく言われる中で

「なぜ」よりも有効な質問があるといいます。

 

それはなんでしょう?

ということでした。

 

『「なぜ」と聞かない質問術』

著者:中田豊一

出版社:ダイヤモンド社

を私なりに整理しました。

 

「なぜそんなことしたの?」と聞いたら、

部下が急に黙り込んだ——。

 

こんな経験、一度はありますよね?

 

私たちもつい無意識に

「なぜ?」と尋ねてしまいがちです。

 

理由を知りたいし、状況を把握したい。

 

でも実はこの「なぜ?」 聞かれた側からすると、

ちょっとした「取り調べ感」があるんです。

 

著者の中田豊一さんは、

それを「最悪の質問」とまで言い切ります。

 

えっ、そこまで言う?と思いきや、理由を聞いて納得。

 

「なぜ?」と聞かれると、人はつい言い訳をしたくなる。

 

あるいは、自分でもうまく説明できないことを

無理やり言語化して、話がどんどんズレていく。

 

結果、会話が上滑りし、抽象的で観念的、

実りのない議論のための議論、

著者はそれを「空中戦」と呼んでいますが、

「空中戦」というドツボにハマっていくのです。

 

ちなみに、

常に事実に基づいて進められる地に足のついたやり取りを

「地上戦」とも呼んでいます。

 

この「空中戦」を避け「地上戦」に持っていきたいときに

中田さんが提案するのが、

「なぜ?」ではなく「いつ?」と聞くこと。

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たとえば、

「やろうと思ったのはいつ?」

「報告を後回しにし始めたのはいつごろ?」

「最初に迷いが出たのは、どのタイミング?」

 

不思議なもので、

「なぜ?」だと責められてる気分になるのに、

「いつ?」と聞かれると普通に思い出せるんですよね。

 

そういえばあの日ちょっとバタついてたな…とか、

同僚にも頼み事をされて少し混乱気味だったな…とか。

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ポイントは、

考えさせるな、思い出させろ

これは中田さんの名言です。

 

つまり、「なぜ?」で頭を使わせるより、

「いつ?」で記憶をたどってもらう方が、

会話が具体的になってズレが少ないということなんです。

 

実際、「なんでやらなかったの?」

と聞かれると身構えるのに、

「いつごろから手が止まってたっけ?」

と聞かれると、なぜか素直に

「うーん…たしか先週の火曜くらいかな」

と答えてしまう。

 

問い方ひとつで人はこんなにも話しやすくなるんだなと、

つくづく思います。

 

せひ皆さんも一度試してみてくださいね(^^)

 

2025.08.20 Wednesday