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振り返ってみたら、ちゃんと成長していた話
気づけば、今年もあと少し、本当に、1年があっという間です…
子どもの頃の1年と、大人になってからの1年って
同じ365日なのに、体感スピードがまるで違いますね。
ということで今日は、
年末らしく今年1年の自分自身の成長を少し振り返ってみたいと思います。
振り返ってみると、大きく2つありました。
よろしければ、少しだけお付き合いください。
■■1.自分の考えを「言葉にして話せる」ようになった
「いや、それ当たり前でしょ?」と思われそうですが、
これは主に仕事に関する話です。
以前と比べて明らかにレベルアップしたな、
という実感があります。
たとえば、何かに悩んでいる経営者の方とお話しする場面。
自分の中では、だいたい次の流れで整理しています。
・まずは、ちゃんと話を聞く
・何が本当の“壁”なのかを一緒に探す
・過去に関わった、似たケースの話を共有する
・組織論や心理のフレームを使いながら、感覚ではなく構造として整理する
・自分の経験や知識から、現実的な選択肢を提示する
やっていること自体は、決して特別なことではありません。
ただ、この精度が今年はかなり上がったな、という自負があります。
その理由は、インプットしたこと、経験したことを
このブログでひたすらアウトプットしてきたこと。
頭の中にあるモヤっとしたものを、「読み手に伝わる形」に整理する。
これが想像以上に、自分自身の思考整理になっていました。
日記なら自分しか読まないので多少ぐちゃっとしていても問題ありません。
でも、ブログやメルマガはそうはいきません。
「これ、意味わかるかな?」 「話、飛んでないかな?」
そうやって自分に負荷をかけ続けた結果、
考えていることや感じていることが「仕事の現場で使える言葉」として
少しずつ定着してきた気がします。
もちろん、自分が経験していないこと、考えたことがないテーマを
突然相談されることもあります。
そういう場合、いきなり正解を提示することはできません。
ただ、それでも
「何が論点なのか」 「どこがセンターピンなのか」
を一緒に見つけることはできます。
そしてそこを起点にどう進めば解決に近づくのかを
一緒に考えることはできます。
まあ、ここをいかにエレガントにしていくのかは今後の課題でもあり、
まだまだ伸ばせる自分の伸びしろだなと感じています。
■■2.「会議のやり方」を社員研修として商品化できた
以前のブログでも少しお伝えしましたが、
今年は「会議のやり方」をテーマに、約40名の管理職向け研修を実施しました。
座学だけでなくデモンストレーションを行い、
さらにロールプレイングまで実施。
これまで、第三者として会議のファシリテーターをしたり、
社内会議のチェックやフィードバックをしたりすることはありました。
ただ、「会議のやり方そのもの」を研修として提供する
というのは、今回が初めての試みでした。
正直なところ、
「内容には自信があるけれど、本当に気づきを持ち帰ってもらえるだろうか?」
と、久しぶりにドキドキしました。
(この年齢になっても、こういうドキドキがあるのはありがたいことですが)
結果としては、管理職の皆さんからも、依頼主の方からも、
ありがたいことに好評をいただき、研修は大成功!
これまで乗り越えてきた壁の中でもかなり高めの壁だった分、
研修講師人生で一番嬉しかった出来事かもしれません。
銀行員時代の経験、社労士や研修講師として
ずっと積み重ねてきたこと。
それらをすべて注ぎ込んだ努力の結晶が、この「会議のやり方研修」でした。
そしてこれは今後の自分にとって大きな自信にもなりました。
来年は、
・研修ワークの設計
・研修全体の構成づくり
このあたりを、もっとスムーズに描けるようにしたいと思っています。
ということで、まだまだ成長途中、来年もしっかり挑戦を続けていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今年も多くのご縁に支えられ、考え、挑戦する1年となりました。
年末年始は少し立ち止まり、
今年を振り返りながら、来年に向けて整えたいですね。
皆さま、どうぞ良い年末年始をお過ごしください。
それでは、よいお年を(^.^)


