ブログ
無理やり連れて行かれた先で、関係の質を学んだ話
先日、小学校から高校まで一緒に過ごしてきた友人A君と、
地元・佐賀のプロバレーボールチームである久光スプリングスの試合観戦に行ってきました!
A君はファンクラブに加入しているので、チケットが安く手に入るとのこと。
私は中学校の時に1年間だけバレーボール部に所属していて、
プレーするのは好きだけど、「観るのはあまり好きじゃない」タイプ。
しかも今回はプロ、人生で初めてのプロバレーボール観戦です。
■ A君に「無理やり連れていかれた」人たち■
A君は昔から「無理やり人を連れ出す男」として知られています。
これまでにも、
・THE YELLOW MONKEYのレーザーディスクを無理やり見せられた
・永井真理子のコンサートに無理やり連れていかれた
・モーニング娘。のコンサートに無理やり連れていかれた
・パチンコの新装開店に無理やり連れていかれた
・近所のうどん屋に無理やり連れていかれた
など、複数の友人から30年以上も前の被害報告を
今になって聞かされたりします。
ちなみに私自身も、
・小学校の時に市民プールに無理やり連れていかれた
・大学の時、福岡ドームの阪神VSヤクルト戦に無理やり連れていかれた
・高校の時、夜のバス停に呼び出され、なぜか柔道の打ち込みをさせられた
という経験をしています。
最後のバス停の話に至っては、今でも全く意味が分かりません(笑)
■ 今回は「無理やり」ではなかったけれど…■
今回のバレーボール観戦は、
正直に言えば無理やりではありませんでした。
ただ、「無理やり連れていかれた話」にした方が
友人たちの間では盛り上がるので、今回も無理やりということにしておきます(^.^)
そんなA君から、試合の数日前に宿題が出ました。
「応援の仕方、YouTubeで予習しといて」
はい、「無理やり」が出ました(笑)
■ プロスポーツは“興行”でもある■
言われた通り、
YouTubeで応援動画を一通り見てから会場へ。
実際に行ってみて感じたのは、プロスポーツは競技であると同時に、
ファンを楽しませる“興行”でもあるということ。
入場から試合開始までの演出、
会場の盛り上げ方、ファンへのサービス。
「これはスゴイな…」と、素直に感じました。
■ 応援にもいろいろある■
応援もなかなか多彩です。
ブロックが決まると「モンスターブロック!」
アタックが決まると「ゴー!スプリングス!」
良いプレーが続くと「レッツゴー!スプリングス!」
自然と会場が一体になっていきます。
■ 一番印象に残ったシーン■
そんな中で私が一番心に残ったのは、応援そのものではありませんでした。
それはスプリングスの選手がミスをした瞬間の光景です。
ミスが出ると、仲間の選手がすぐに寄ってきて、
声をかけ、表情を和らげていく。
一方でベンチに目をやると、そこには、あの恐ろしくて有名な
「中田久美」監督。
全日本女子の監督も務めたほどの名将であり、その厳しさは広く知られています。
(その恐ろしさが笑ってしまう形でよく伝わるYouTubeがこちらです)
↓↓
https://youtube.com/shorts/YN2LstOVE4o?si=2QG4Wum_uMxo4f29
実際、ミスが出た瞬間、眉間にシワを寄せた険しい表情になります。
それでも選手たちはミスを責めることなく、とにかくミスした仲間を鼓舞し続ける。
その対比がとても印象的でした。
■ 思い出した「組織の理論」■
その姿を見て、ふと思い出したのが、
ダニエル・キム教授の「組織の成功循環モデル」です。
結果の質を高めるためには、まず関係の質を高める。
すると、
思考の質が高まり、行動の質が高まり、結果の質も高まっていく。
ミスして結果が出ないときほど、ミスを責めるのではなく、
関係の質を守ることが大切だ、という考え方です。
■ 実は、みんな体験している■
この理論を社員研修でお伝えすると、多くの方が「目から鱗です」と言われます。
でも、よく考えてみると、
この話、まったく初めて聞く話ではないはずです。
多くの人がチームスポーツを通じて自然と体験していることだったりします。
ただ、そこに理論があることを知らないだけなんですよね。
■ まとめ■
ミスしたときに責めない、まず関係の質を大切にする。
結果は、そのあとについてくる。
これはスポーツでも組織でも、やはり共通だなと感じました。
そう考えると、A君が無理やり連れ出してきた数々の出来事も、
関係の質を高める行為だったのかもしれません。
久光スプリングスの観戦も、市民プールも、福岡ドームも、
あの意味不明な夜のバス停での柔道の打ち込みも(笑)
30年以上も前の話なのに、こうして今も笑って思い出せる。
その点においては、A君は「結果の質」をしっかり高めていた
――やや強引な解釈ではありますが、
今となっては、そんな気がしてなりません(笑)
……たぶん、本人は何も考えていないと思いますが(^.^)



