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胃カメラから学ぶ「ストローク」の大切さ
先日、健康診断で胃カメラ検査をしてきました。
前回は口からカメラを飲み込みましたが、
あまりにも地獄の苦しみだったため、今回は鼻から挑戦することに…!
(↓↓前回の地獄体験はこちら)
https://saga-syaroushi.com/info/5399745
さて、当日。
直前まで「口か?鼻か?」と究極の選択に迷いました。
「鼻から入れるなんて逃げじゃないのか…?」
「いや、これは逃げじゃない! 新しいチャレンジなんだ!」
と、しばらく自分の中で会議を開いた結果…
「未経験領域にチャレンジだ!」
というチャレンジ精神を優先し、鼻からの道を選択!
そして、鼻の麻酔をしたあとに、いざ鼻から胃カメラ!
結論から言うと、鼻が大正解!
まあまあ苦しいですが、口からに比べたら天と地の差です。
しかし、今回の胃カメラがラクに感じた理由はもうひとつありました。
それは、担当スタッフさんが、ずっと私の背中をさすってくれていたこと!
大の大人が言うのも恥ずかしいのですが
「苦しいけど、なんかホッとする…」
まるで幼少期のお母さんの手のような安心感。
この背中をさする行為、実は「ストローク」というんです。
「ストローク」とは、もともと親が子供をなでるという意味。
心理学的には
「あなたの存在を認めていますよ」 という行為のことを指します。
私が行うリーダー育成研修の中でもこの大切さをよく伝えているのですが、
この概念を提唱したのは、カナダの精神科医 エリック・バーン氏。
「ストローク」には2種類あります。
①精神的ストローク(言葉や態度での承認)
ほめる、認める、うなづく、相談する、目を見る、挨拶する、報告する、叱るなど
②肉体的ストローク(触れることでの承認)
背中をポンとたたく、肩をもむ、頭をなでる、抱擁するなど
エリック・バーン氏曰く、
「人はストロークを得るために生きている」とのこと。
つまり、
「あなたの存在を認めていますよ」という言動は、
気持ちが不安定な人に安心感を与えるというわけです。
胃カメラで苦しみながらも、
背中をさすられている間、私はこんなことを考えていました。
「これって肉体的ストロークだよね♪」
「…ブログのネタに使えるな」
胃カメラの苦しさよりも、ネタ探しの意識が勝つ瞬間でした笑
みなさんも 「ストローク」で安心を感じたエピソードはありますか?
もしあれば、ぜひ教えてください!(^.^)