グロースパートナー
社労士事務所

〒849-0934 佐賀県佐賀市開成5丁目4番26号
佐賀県の中小企業経営者の「リーダーが育たない」「管理職が役割を果たしてくれない」「ハラスメントを予防したい」というお悩みを解消するために活動しています。
★グロースパートナー社労士事務所は一般社団法人キャッシュフローコーチ協会、一般社団法人リネジツのメンバーです。★
 090-3412-1022
お問い合わせ

ブログ

2024 / 02 / 19  12:00

良い会議とは?その2~会議の種類とは?決まったことの進捗を確認する会議~

今日も日本のあらゆる会社で

会議がなされていることでしょう。

 

そもそもですが、会議ってどんな種類のものがあるのでしょう?

 

それは2つです。

 

①決まったことの進捗を確認する会議

 

②どの方向を目指すのかを確認する会議

 

1187387.jpg

 

今回のブログでは①についてお伝えします。

 

①決まったことの進捗を確認する会議

これは簡単に言うと

PDCAを回す会議です。

 

PLAN(計画)⇒DO(実行)⇒CHECK(評価)⇒ACTION(改善)

 

これを愚直に追い求めていくものです。

 

世の中のほとんどの会議は

これに該当します。

 

ではその会議において何をするのか?

 

答えは簡単で、次の5つを会議で確認するだけです。

 

1.目標を確認する

 

2.進んだことを確認する

 

3.気になっていることを確認する

 

4.「気になっていること」の解決策を考える

 

5.いつまでに何を誰がするのかを決める

 

 

たったこの5つです。

 

簡単ですよね笑

 

とは言え、

それを意識しないで、

先輩や先人たちのやり方を

見よう見まねでやっていて、

非常に効率の悪い会議になっていることが

けっこうあります。

 

もし会議をしても

「なんか上手くいかないな~」

と感じたら、

さっきの5つを意識して

会議を進めてみて下さい。

 

きっと今までと違うものが見えてくるはずです♪

 

 

では次回のブログでは

どの方向を目指すのかを確認する会議

についてお伝えしますね!

 

お楽しみに(^.^)

 

2024 / 02 / 12  12:00

良い会議とは?その1~ダメな会議とは?~

 

先週ですが、久々に東京まで1泊2日の学びに行ってきました!

 

何を学んだのか?

 

それは「会議のあり方とやり方」です!

1187387.jpg

 

私の今の主な仕事は

リーダー育成です。

 

研修を通じて組織を成長させるための理論や

リーダーとして身に付けるべき思考のインプット、

実践後の振り返りなどを行っています。

 

言わば、

現場で実践するための予備知識のインプット

実践を想定した練習、

実践した後の振り返りを

研修を通じて行うわけです。

 

ただし、研修を受ければ

完璧な立ち振る舞いができるかというと

そうではありません。

 

研修で学んだことを実践しないことには

リーダーとしての立ち振る舞いは身に付きません。

 

では、会社において学んだことを実践する場って

どんな場があるのでしょうか?

 

それは大きく2つあります。

 

①部下との1ON1ミーティングの場

 

②多人数が集まる会議の場

 

 

 

1ON1のミーティングについては、

コーチングの大切さが浸透しつつありますので

熱心に勉強される方が多いです。

 

 

しかし、多人数が集まる会議についてはどうでしょう?

 

たぶん、見よう見まねで会議やっているのではないでしょうか?

 

そうなんです、1ON1ミーティングはみんな熱心に勉強するのに、

会議についてはなぜか手を抜いているんです。

 

私も47歳になり、様々な会議に出席しましたが、

本当に色々な会議を体験しました。

 

 

特にひどかったものとして

以下のような会議がありました。

 

・社長が一人で話を延々とする「独演会風会議」

 

・上司が怒鳴り散らして自由な意見が言えなくなる「圧迫会議」

 

・意見が出されるたびに批判され却下される「もぐら叩き風会議」

 

・中心人物だけで意見交換が行われ、それ以外の人は会議が終わるのをただ待っている「他人ごと会議」

14802168.jpg

これらは時間をかけた割に、

大事なことが決まらなかったり、

決まったことのクオリティが低かったり

すべきことが曖昧になったりと

まさに「ダメな会議」と典型と言えます。

 

もしかしたら

皆さんもどれかを一度は経験したことが

あるのではないでしょうか?

 

とにかく「会議」については

あまりにも手を抜きがちです。

 

手を抜いているつもりはないけれども

やり方が分からないので、

我流に陥っているという感じかも知れません。

 

 

「じゃあどんな会議が良い会議なのよ?!」

 

こんな疑問にお答えするために

次回からのブログで「良い会議」について

何回かに分けてお伝えしますね!

 

お楽しみに(^.^)

 

2024 / 02 / 05  12:00

言いたい事も言えないこんな世の中は~ハラスメントその6

 

 

さてさて、前回のブログで

 

「パワハラになるかどうかのラインを究極的に言語化すると

相手の成功を心から願う、応援する

この姿勢が上司にあるかないか」

 

「この姿勢を示すための言動として

14個のキーワードがある」

 

その中の10個をお伝えしました。

 

今回は11個目~14個目のラストまでお伝えしますね♪

 

 

11.アサーションで伝える

 

アサーションとは、

自分の考えを相手に配慮しながら伝える方法です。

 

簡単に言うと、

聞く姿勢を相手に作ってもらうための

前置き言葉を工夫しましょうということです。

15639107.jpg

「いつもありがとうね。

ただ、あなたの成長のために

耳が痛くなることを

伝えたいんだけど

話していい?」

 

こんな感じだと、部下も聞く姿勢を作ってくれます。

 

それをいきなり

「○○がダメだ!」

というとパワハラっぽくなってしまい、

相手は上司の言葉を拒否してしまいます。

 

相手が受け止めやすい前置き言葉を

工夫してみましょう。

 

 

12.仕事の意味や価値を伝える

 

「ここの掃除をやっておいてね」

 

「ここはお待ちのお客様の目線が集まりやすいところだから

特に注意して掃除をしておいてね」

 

どっちが掃除に対して気持ちが入るでしょうか?

 

やはり後者ですよね。

 

掃除の意図や重要性を伝えています。

 

 

良く聞くのはイソップ寓話に出てくるレンガ職人の話です。

17846104.jpg

ただ生活のためにレンガを積んでいる職人

 

一方、歴史に名を残す大聖堂の建築に携わるためにレンガを積んでいる職人

 

どちらが良い仕事をしてくれそうでしょうか?

 

やはり後者ですよね。

 

人はストーリーや物事の背景に惹かれます。

 

仕事も同じです。

 

「単純作業かも知んないけど、

この作業なしでこの商品が世の中に出ることはないんだよ」

 

「この声掛けは、顧客満足度を高めるために必要不可欠なんだよ」

 

こんな感じで仕事の意味や価値を

しっかりと伝えましょう。

 

 

13.建設的なフィードバックをする

 

「建設的」とは

物事を肯定的に捉え、

更に良くしていこうという考え方です。

 

そんなフィードバックを部下にもしましょうということです。

10880778.jpg

そのためには起こった事実を正確に把握する必要があります。

 

「今回の目標には10ポイント足りませんでしたが、

今までと全く違うアプローチでのチャレンジだったので

及第点だと思うし、今後に繋がります」

 

「前半のプレゼンは反応が悪かったけど、

後半はとても良かったよ。

次回は前半をブラッシュアップして臨もう!」

 

こんな感じで反省すべき点はしてもらいながらも、

前向きな気持ちになれるようなフィードバックを心掛けましょう。

 

 

14.リフレーミング(認知の転換)を行う

 

仕事が遅い→慎重

 

こだわりが強い→自分をしっかり持っている

 

チャレンジ精神がない→リスクを先読みする能力が高い

 

このようにネガティブなことをポジティブに捉えてみること

リフレーミングと言います。

 

これは、単に部下をコントロールするためのものではなく、

部下との信頼関係を築くためのものです。

 

部下としても

自分の弱みを長所として捉えてくれている上司に感謝しつつ、

「この弱みを克服しなきゃ」と前向きな気持ちにもなります。

 

それよりもなによりも、

自分の最大の理解者が職場にいるってことは

本当に心強いものなんです。

 

私が銀行員の時の

「あんとき頑張ったよな」と思い出せるシーンには

良き理解者である上司が必ずいつもそばにいてくれました。

 

まあやはり、チームが成果をあげるためには

そのチームの人間関係の中心にいる上司の力量が

とても大事だなと思います。

 

 

 

相手の成功を心から願う、応援する

姿勢を示すための言動14個をお伝えしましたが、

いかがだったでしょうか?

 

とにかくハラスメントが起こってしまうと、

たくさんの人が不幸になります。

 

ハラスメントを受けた社員だけでなく、

その家族にも影響を及ぼします。

 

電通でのハラスメントによりお亡くなりになった

高橋まつりさんのお話しは、

聞くたびに胸が締め付けられます。

 

最後に、私の心にずっと残っている言葉を皆さんに紹介して終わりにしますね。

ある会社の役員さんの言葉です。

 

全ての社員が、家に帰れば自慢の娘であり、息子であり、

尊敬されるべきお父さん、お母さんだ。

そんな人たちを、職場のハラスメントなんかで、

うつに至らしめたり、苦しめたりしていいわけがないだろう

5066207.jpg

 

2024 / 01 / 29  12:00

言いたい事も言えないこんな世の中は~ハラスメントその5

 

先週は研修を2件実施してきました!

 

1件は就職を予定している女子高生34名に向けて

「新社会人が働くうえで絶対に知っておきたいお金のこと」

~社会保険制度を知り「損をしない」「余計な不安がない」社会人生活を送る~

 

2件目は佐賀市の物流会社の全社員7名に対して

「リーダー育成研修5回パック1回目」

~相互支援の見える化、個人の特性を知る~

 

なかなか準備で忙しかったですが、

好きなことをさせてもらっていることに

本当に感謝です(^^)

 

さてさて、前回のブログで

 

「パワハラになるかどうかのラインを究極的に言語化すると

相手の成功を心から願う、応援する

この姿勢が上司にあるかないか」

 

「この姿勢を示すための言動として

14個のキーワードがある」

 

その中の5個をお伝えしました。

 

今回は6個目~10個目をお伝えしますね♪

 

 

6.承認する

 

「承認ってほめること?」

よくこんなことを聞かれますが、

少し違います。

 

部下の育成における承認とは、

部下自身が気付いていない

優れた能力、業績、貢献、成長、可能性などについて

事実に基づき伝えること

です。

 

なので、

「すごいね!」

だけじゃダメなんです。

 

部下を観察して、

本人が気付いていない能力や、

些細な貢献について、

事実として伝えてあげることなんです。

 

あなたの笑顔が職場を明るくしてくれているよ

 

あなたの作成した資料のおかげでお客さんと契約することができたよ

 

こんな言葉かけのことです。

 

ハーズバーグの2要因論においても

「承認」は動機付け要因として捉えられています。

 

ぜひ部下や同僚を観察して、

よい承認を行いましょう♪

 

 

7.感謝する

 

部下に感謝すると、

部下の自己肯定感が高まります。

 

感謝されて悪い気持ちになる人はいません。

 

「そんな大したことないっす」

と言われたとしても

それは照れ隠しです。

 15390757 (3).jpg

いつも手伝ってくれてありがとう

ハッキリと感謝の気持ちを伝えましょう。

 

 

8.期待を伝える

 

優れた上司は部下に期待を伝えることで

モチベーションを引き出し、

良好な人間関係を築いていきます。

 

ただし、そこには部下を心から信頼する姿勢が大事です。

 

無理難題をふっかけたり、

失敗したことを責め立てたりすると、

信頼関係が崩壊します。

 

心から信頼し、

あなたには成長して欲しいので

このチームを引っ張って欲しい

こんな感じで伝えてみましょう。

 

 

9.謝る

 

「部下に謝るなんてプライドが許さない」

「謝ったら上司の面目が丸つぶれ」

こんなんで誤ることができない上司が

けっこうな数います。

 

ただ、部下はそんなことはどうでもいいんです。

 

謝れない上司に対して

私が部下だったら

「詫びろ!詫びろ!詫びろ!」

なんて考えます笑

 

 

一方で、部下に謝る姿を見ると

そのいさぎよさに好感を持つと共に、

「自分も力不足でした」

と素直な気持ちになります。

15770694.jpg

指示が曖昧で混乱させ申し訳なかった

こんな感じでいさぎよく謝りましょう。

 

 

10.成長を支援する

 

部下の成長を支援する方法は色々あります。

 

・情報や裁量を与える。

予算を付けるので有効に使ってね

ひとまずあなたの判断で進めてみて

 

・タイミングをみて助言する

こっから先については、毎回私とミーティングしながら進めていこう

 

・一緒に考えてあげる

とりあえず一緒にアイデア出ししてみようか

 1187242.jpg

仕事の質や難易度によって

使い分けるようにしましょう。

 

 

 

さて、今回は

【相手の成功を心から願う、応援する】

姿勢を示すための言動14個のうち

6個目から10個目をお伝えしました

 

残りの4個については

次回のブログでお伝えしますね♪

 

お楽しみ(^.^)

2024 / 01 / 22  12:00

言いたい事も言えないこんな世の中は~ハラスメントその4

 

前回のブログで

 

「パワハラになるかどうかのラインを究極的に言語化すると

相手の成功を心から願う、応援する

この姿勢が上司にあるかないか」

 

「この姿勢を示すための言動として

14個のキーワードがある」

 

とお伝えしました。

 

今回はその14個のうち、今回は5個についてお伝えします。

 

★1.関心を持つ★

 

「愛の反対はなに?」

と聞かれたらなんと答えますか?

 

「無関心」と答えた人がいますが、

冷めきった夫婦を連想してしまいます笑

 

けど、これは真理だと思います。

無関心こそ人間関係を阻害するものはありません。

 

以前ですが、無関心な人が多い職場で働いたことがあります。

 

それに慣れてくるにつれ

「この職場は、自分の人生の時間と給料を交換するだけの場」

というような思考になっていったのを覚えています。

 

そして、次第と自分も周りに無関心になっていったのを覚えています。

 

無関心は連鎖するんですね~

 

なので、

 

「なんだか楽しそうだけど、どうしたの?」

 

「出身どこ?」

 

これだけでもいいので、関心を持って尋ねてみましょう。

 

 

★2.自ら話しかける★

 

ちょっとした声掛けでいいです。

 

「ありがとう」

「元気?」

15590208.jpg

これだけでも

「私のことを気にしてくれているんだ!」

と相手に安心感を与えます。

 

きっと関係を変えるきっかけになるでしょう。

 

 

★3.話を聴く★

 

人は自分の話を聴いてもらいたいものです。

 

「ちょっと聴いてよ~」

なんて言って、友人に話を聴いてもらったりすることも

ありますよね?

 

「言いたい」

「伝えたい」

「共感してほしい」

 

こんな気持ちを満たしてあげるためにも、

うなずいたり、

相づちを打ったり、

時には相手の訴えたい言葉を拾ってあげたりして

相手を認めてあげましょう。

 

無理に同調する必要はないですが、

受け止めてくれたことに相手は安心を感じます。

19408917.jpg

ただし注意点が1つ!

 

聴くふりをして自分のターンを今か今かと待っていると

それは相手に伝わります。

 

「俺の話を聴き流してんじゃん!」

「早く話し終わってくれ!って思ってんだろうな~」

と感じた相手は

話すことに不安を感じたり、

話すこと自体を止めてしまいます。

 

なので、聴くんだったら

最後まで真剣に聴いてあげましょうね。

 

 

★4.意見や提案を尊重する★

 

相手の意見や提案はひとまず肯定的に受け止めてあげましょう。

15390757 (3).jpg

「そんなこと当たり前やろ」

「それは効果がないと思う」

 

こんな風に即レスされると、

「2度と言うもんか」

「否定ばっかりすんなよ」

こんな気持ちになり、

次からは意見や提案をしてくれなくなります。

 

「確かにそれもあるね」

「その視点って大事よね」

こんな風に一旦受け止めてあげましょう。

 

★5.質問する★

 

相手から意見を引き出すための質問です。

 

「どうしたらいいと思う?」

これを考えさせることで相手に気付きを与えることができます。

 

気付きを得られたことが嬉しくなると、

それを引き出してくれた相手に感謝します。

 

そうすると良い関係が築かれていきます。

 

ただし、ここでも注意が1つあります!

 

「どうしたらいいと思う?」

と聞いたときに

「どうしたらいいんでしょうね…」

としか返ってこないことがあります。

 

その時に

「こいつは真剣に考えていない!」

と怒ったり、諦めたりしないことです。

 

考える癖がないことも原因だったりしますが、

多くは経験不足だったり、

答えをイメージできるほどの情報がなかったりすることが

原因だったりします。

 

なので、その時は

図を描いてみたり、

フローを書き出してみたり、

選択肢を例えば10個ひねり出させてみたりして

根気強く付き合ってあげましょう。

 

良い案がきっと出てくるはずです。

 

 

さて、今回は

【相手の成功を心から願う、応援する】

姿勢を示すための言動14個のうち

5個をお伝えしました

 

残りの9個については

次回のブログでお伝えしますね♪

 

お楽しみ(^.^)

 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...
2024.09.08 Sunday