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無料!【社会保険・税金・給与明細の教え方セミナー】令和7年5月26日月曜日14時~17時 佐賀市内で開催!
【社会保険労務士法人きたむら事務所主催】
令和7年5月26日月曜日14時~17時
佐賀市内で無料セミナー!
きたむら事務所様主催セミナーのご案内(令和7年5月26日).pdf (0.49MB)
第1部の講師を木貞が担当します(^.^) 経営者、経営幹部、人事部長、総務部長、財務担当者や社員教育担当者の方はぜひ奮ってご応募ください! 本セミナーは、 ①日常生活を送る上で知っておきたい「税金」や「社会保険」の基礎知識を、社員に伝えるための効果的な説明方法 ②男性の育児参加を後押しするために活用できる、企業向け助成金の概要と効果的な活用ポイント この2本立てでお届けする実践的な内容となっております。 席に限りがございますので、ぜひこの機会にご参加をご検討ください。 ①【社会保険・税金・給与明細の教え方セミナー】 ~経営者・人事・総務担当者必見! 興味ゼロの男性社員でも理解できる!~ ・社員に対して、「社会保険や税金の基本的な仕組みをわかりやすく伝え、生活設計や将来への不安を軽減する」ための効果的な説明方法を解説します。 ・「自分の給与を上げるためには、会社にどう関わればよいのか?」という視点を、社員自身が主体的に理解・納得できる伝え方をご紹介します。 講師:人材育成専門の社会保険労務士 木貞哲夫 ②【令和7年度 注目助成金セミナー】 ~男性育休の新常識! 1日で最大60万円の助成金を手に入れよう!~ ・男性の育児休業取得を促進し、最大60万円の助成金を受給するための具体的な手続きや実務対応を解説します。 ・実務で活用しやすく、企業にとってメリットの大きい注目助成金制度について、最新情報と活用のポイントをお伝えします。 講師:助成金専門の社会保険労務士 持丸直之 【日時】 令和7年5月26日月曜日:14時~17時(受付13:45~) ※時間帯の目安 社会保険・税金・給与明細の教え方セミナー:14:00~15:40 令和7年度注目助成金セミナー:15:50~16:50 【会場】 グランデはがくれ2階シンフォニーA 〒840-0815 佐賀県佐賀市天神2丁目1番36号 ※無料駐車場あり(グランデはがくれ駐車場をご利用ください) 【参加費】 無料 【定員】 限定18社36名(1社2名まで) 【対象者】 ・企業の経営者、経営幹部の方 ・総務、人事、助成金担当者 ・本セミナーのテーマに興味や関心がある方 【お申込み方法】 いずれかの方法でお申し込みいただけます。ご都合のよい方法をご利用ください。 ・添付のチラシに記載の申込用紙をご記入のうえ、FAXにてお申し込み ・下記の申込フォームより、オンラインでお申し込み ▶https://forms.gle/kB1E1PfBicHAxXK2A ※紹介者欄に必ず「木貞」とご記入ください。
・添付のチラシに記載のQRコードを読み取り、専用フォームからお申し込み
※紹介者欄に必ず「木貞」とご記入ください。
「10年後の目標」を立てることの意味とは?
先日、熱が39度まで上がり、3日間寝込んでしまいました…。
20代の頃は、よく高熱を出しては、
会社を1週間も休んでしまうことがありました。
あまりにも頻繁だったため、ついには扁桃腺の切除手術を決断。
それ以来、ほとんど熱を出すこともなく、元気に過ごしてきたのですが…
久しぶりに体調を大きく崩してしまいました。
寝込みながらふと思ったのは、
「体力も、時間も、無限じゃないな」ということ。
若い頃は、「また元気になればいいや」と思っていましたが、
年齢を重ねると、1日1日がかけがえのないものに感じられますね。
さて、閑話休題。
最近、立て続けに経営者からいただいた研修オーダーがあります。
それは、
「10年後の目標をうちの社員に立てさせたい」
というもの。
最初は、「10年後なんて想像できるかな?」と思っていましたが、
よくよく考えると、このテーマ、今の時代にすごく大事だと感じたので
研修としてお受けしました。
目の前の仕事に追われる日々の中で、
「今、何のために頑張っているんだろう」と
ふと感じることは誰にでもあります。
そんなとき、
10年後にありたい姿が描けているかどうかで、感じ方が大きく変わります。
たとえば、
「10年後にリーダーとして活躍していたいから、できる上司の立ち振る舞いを学ぼう」
「経済的にもっと自由になりたいから、資格取得にチャレンジしよう」
そんなふうに、目の前の努力が未来につながる感覚を持てるようになります。
10年後の目標を考えるとき、
単に「出世したい」「稼ぎたい」だけではもったいない。
・どんな教養を身につけたいか?
・家族との関係をどう築いていたいか?
・どれくらいの経済的安定を得たいか?
・どんな健康状態でいたいか?
こうした広い視点を持つことで、
仕事も人生も、自分自身でデザインしていく意識が育まれます。
人は先の見えないトンネルを歩き続けることはできません。
でも、
「この先に必ず光がある」
「この困難の先に成長がある」
とわかっていれば、気持ちも自然と前向きになります。
未来にビジョンがあることで、日々の努力に意味を感じられ、
小さな成功体験を積み上げ、自分の人生に主体性を持てるようになる、
そんな好循環が生まれていきます。
※※※注意点:いきなり目標を書かせても失敗します※※※
このブログを読んで、
「よし、うちの社員にもやらせよう!」
と思った方。
ちょっと待ってください。
「みんな!10年後の目標を立てて提出してくれ!」
とやると、出てくるのは… たいてい薄っぺらい目標か、無難な目標です。
「なんだこれは!」「やる気がないのか!」
と怒りたくなるかもしれませんが、ぐっとこらえてください。
経営者は、日々ビジョンを描き実現させていくのが仕事ですが、
社員は「目の前の生活や仕事に一生懸命」という立場がほとんどで
10年後のことをイメージしている人のほうが珍しいくらいです。
ですので、
「10年後の世の中、業界、会社、家族、自分がどうなっているのかを想像してもらう」
「自分が大切にしている価値観を振り返ってもらう」
そんな視野を丁寧に広げていくプロセスがとても大切なのです。
私が研修講師として関わったときも、
いきなり目標を立てさせたわけではありません。
まずは、
・自分の長所・短所
・仲間から期待されていること
・実際に仲間に貢献していること
・10年後に起こるであろう変化
・「幸せ」に対する自分なりの定義
こういったテーマをチームメンバーと対話させながら、じっくり紐解いてもらいました。
こうしたプロセスを踏むことで、社員一人ひとりが、思いと実感に根ざした、
具体的で実現可能な目標を描けるようになるのです。
このように、10年後の目標を立てるには、
焦らず、じっくりと「自分自身を深掘りする時間」が欠かせません。
目標とは、ただ掲げるものではなく、
「自分の思い」と「これからの変化」とを
結びつけた先に生まれてくるものだと感じます。
ぜひ皆さんも、目標設定を「作業」としてではなく、
自分の未来をじっくり描く時間として取り組んでみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
「抱き枕を使っている」というちょっと恥ずかしい話
今日はちょっとした私事を…。
実は最近、「抱き枕」を使って寝るようになりました笑
「40代後半のおじさんが、抱き枕!?」
そんなツッコミが聞こえてきそうですが、
これが想像以上に効果抜群だったんです。
もともと、私の眠りのルーティンはこんな感じでした。
・まず仰向けに寝る
・なかなか寝付けず、右向きに寝返り
・それでもダメで、左向きに寝返り
……というのを何度も繰り返し、最終的には左向きで寝付きます。
ただ、なかなか1回のルーティンでは寝付けないことが多く
「今日も眠れなかったらどうしよう」
そんな不安を抱えながら眠りについていました。
ところがある日、ふと気づいたんです。
「左向きで布団をまるっと抱きしめたときだけ、スッと寝ついている」
ということに!
これはもしや、「抱き枕」を導入すれば劇的に変わるのでは!?
そんな仮説を胸に、すぐさまニトリへ直行。
3,000円ほどの抱き枕を手に入れました。
そしてその夜、抱き枕を抱え、左向きに寝たところ――
……数分で寝落ちしてました!
以来、毎晩抱き枕にお世話になっています(^.^)
実は、単に寝心地がよくなっただけではないんです。
一番大きかったのは、
「眠れないかも…」という不安が、
「これなら眠れそう!」という前向きな期待に変わったことでした。
この「期待の力」、
心理学では「ピグマリオン効果」と呼ばれています。
ピグマリオン効果とは、
「他人から期待されることで、その期待に応えようと本人の能力や成果が高まる」
という現象を指します。
1960年代、心理学者ロバート・ロゼンタールとレノア・ジェイコブソンが行った有名な実験では、
「この子たちはこれから伸びる」
と教師に伝えた子どもたちが、本当に学力を大きく伸ばしました。
期待されることで、
・扱われ方が変わり
・それが本人のやる気を引き出し
・結果も変わる
という流れが生まれるのです。
逆に、期待されないと成績が下がる
「ゴーレム効果」という逆バージョンもあります。
今回の抱き枕の話も、
ある意味ピグマリオン効果の自己完結版。
「これがあれば眠れる!」という小さな期待が、
私自身のリラックスを引き出し、
眠りやすさという成果につながったのです。
人は自分自身にかけた期待でも、
大きく変わるんですね。
抱き枕ひとつで、心の不安が減り、期待感が生まれ、
実際に結果(=眠れるようになる)につながったという体験をしました。
もしあなたも、
「これがあればきっとうまくいく!」
と思える小さなきっかけを作れたら、
それだけでパフォーマンスや行動が変わるかもしれませんね。
皆さんのピグマリオン効果、必勝パターン、日々大切にしているルーティンがあれば
今後会った時にでも教えてください(^.^)
イオンの福井県初出店!なんで今ごろ?
今回のブログは、
少し気分を変えて、時事ネタを取り上げてみたいと思います。
2024年7月、ついに福井県にもイオンができたとのこと!
全国47都道府県で、最後のイオン出店。
「えっ、今さら!?」
と思わず二度見しました。
「なんで福井だけなかったの?」
そんな素朴な疑問から、あれこれ調べてみると…
なんと、そこにはちょっとした歴史ドラマがあったのです。
今回はその“ごたごた劇”と、
そこから見えてくる私たちの仕事にもつながる学びについて、
わかりやすくご紹介してみます。
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1977年、イオンの前身・ジャスコと、
福井の地元商店がタッグを組み、「ショッピングタウン・ピア」が誕生!
当時としてはめずらしい、共同出資・共同運営のショッピングモールでした。
これを「福井方式」と呼ぶそうです。
私は今回初めて知ったのですが…
どうやら、地元に根ざした新しい商業モデルとして、
全国的にも注目されたようです。
しかし、時代は流れ、全国で“郊外型ショッピングモール”が主流に。
ピア福井は次第に人足が遠のき、売上もダウン。
イオンは「もう一度立て直しましょう」と再開発を提案します。
が、ここで問題発生!
・主導権はどっちが持つの?
・お金は誰が出すの?
・え、地元主導って話じゃなかったの?
とまあ、すれ違いまくったようです。
結果、ピア福井は2003年に閉店。
しかしその後も――
「解体費用、払ってよ!」「いやいや、そっちでしょ?」
という展開で、ついに裁判へ。
最終的にはイオンが勝訴しましたが、
この一件で両者の関係はすっかり冷えきってしまいます。
以来、イオンは福井県に一切出店せず。
ネット上でも「福井にはイオンが来ない県」として話題になり、
もはや都市伝説のような扱いに…
しかし!2024年、20年越しの“雪解け”がついにやってきます。
イオンは「そよら福井開発」をオープン!
福井の地にようやく帰ってきたのです。
今回は、「地域とともに歩む」という姿勢を大切に、
地元とちょうどいい距離感を保ちつつの再出発。
“押しつけがましくない地域密着”という、
現代的なモデルに進化して帰ってきた――
そんな印象を受けました。
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当初は画期的で、心意気のこもった取り組みだったはず。
地元もイオンも、「地域のためを思って」行動していたはず。
でも、立場や視点が違えば、
その“正義”がぶつかることもあるんですよね。
大切なのは、違いを理解すること、
そして、その間を取り持つ“通訳役”の存在かもしれません。
私自身も、
そんな「間に立つ」役割を担うことが多いです。
労使の間、部門間、上司と部下の間…
「立場は違っても、目指す方向は同じ」
そんな調整力や対話力を、
これからも大切にしていきたいと思います(^.^)
「人生の浪費」の正体とは?
前回紹介した書籍
『佐藤舞(2024)「あっという間に人は死ぬから」KADOKAWA』には
『「人生の浪費」の正体とは?』という問いについて
興味深い分析がなされているので紹介させていただきます!
本書では、人が無意識に“間違った時間の使い方”をしてしまう理由として、
次の3つの理(ことわり)から逃げようとしているからだと指摘しています。
【1.死】
【2.孤独】
【3.責任】
【1.死】
人は自分いずれ死ぬことを理解していますが、
本来ならその恐怖や絶望感で何もできなくなります。
それでも皆普通に生きているのは
死や老いから目をそらしているからです。
普段の生活の中では死を忘れていたほうが都合がいいのです。
四六時中そんなことを考えていたら、トイレに行く気力もなくなりますからね。
ではどうやって目をそらすのか?
それは、仕事やゲーム、パチンコ、趣味、SNS、押し活等の日々のルーティンに没頭すること。
自分が死ぬということを考えないように、別の事に没頭するわけです。
確かに毎日忙しくしていると、
「充実している!死ぬかも…」とはならず
「充実している!生きてる!」ってなりますよね笑
【2.孤独】
例えたくさんの人と関わって生きてきても、
生まれてくるときも死ぬときも
最後は1人で死ななければならないということです。
例え看取ってくれる人がたくさんいても
誰も自分の代わりになってくれる人はいないということです。
この孤独を紛らわせるために、パートナーや友人を求めることになります。
私は友人を作るのが下手で、大学の学部には友人と呼べる人が1人だけ。
(しかも挨拶を交わす程度でそこまで仲良くない…)
そんな私を狙いすましたように声をかけてくれた合唱部に、
「なんか歌でも歌えば友達できるかも」と入部しました。
思い返せば、あれも孤独回避行動だったのかもしれませんね。
【3.責任】
私たちは自由に生きられるにもかかわらず、
自分で選択した責任を取りたくないので、
自由と責任から逃れようとします。
自由に生きるということは、
その結果が自分にモロに跳ね返ってくるので
「あいつのせいだ!」
みたいに責任を他人に押し付けることができません。
なので、親や他人に決めてもらったりして
その責任を回避するのです。
私も若い頃は、自分の意見がなくて流されてばかりでしたが、
社会人になってからは、会社辞めたり、独立したり、合併したり、また辞めたり、再独立したり……
なかなか波瀾万丈なワガママ人生を突き進んでいます笑
(まあ、その分の全責任を負わなきゃなりませんが…)
ということで
【1.死】
【2.孤独】
【3.責任】
この3つの不安から逃れるためにしている日々の行動の中に、
じつは「時間の浪費」が紛れ込んでいるかも――
そんな鋭い視点を、この本では語っています。
時間を食べつくすモンスターの正体と、どう立ち向かうか?
ワーク形式で気づきを得る工夫も紹介されていて、
「自分の時間の使い方、ちょっと棚卸ししてみようかな」
という方にはぴったりの一冊です。
書籍のリンクはコチラ↓↓
あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方
https://amzn.asia/d/cvzNga0
ぜひお時間あるときに読んでみてくださいね(^^)